思い出した!!


私が子育てに対して感じていた、

漠然とした、焦りと恐怖。


その出どころがわかった。


この言葉だ。


『  今のうちに

 ちゃんと子どもを習慣づけておかないと、
 
   あとあと、大変ですよ。 』


これだ。

これ。これ。


わたし、

この呪いの言葉に
支配されていた。


とにかく、
不安で不安で仕方なかった。

常に焦っていた。

こわくてたまらなかった。


子どもを見張っていた。


私は自分を信じていなかったので、

子どものことも、
信じることができなかった。


わたしは
自分をほっておくと、
堕落していくので、

子どももそうだと思って、

堕落しないように、

見張っていた。



………


今日は、市で行われている

長女の5歳児検診でした。


子どもたちが
発育検査をしている間、


私たち保護者は

別室で、

栄養士さんや、保健師さん、
歯科衛生士さん、
市の教育課の指導員さんなどから、

子育てについての、お話を聞きました。


内容は、こんな感じ。


↓↓↓↓↓↓↓↓

・最近の研究で、
 一生のうちに分泌されるインシュリンの量は、
 生まれながらに、
 決まっていることがわかった。
 だから、子供のうちから
 糖質の多い食事を摂っていると、
 将来、インシュリンが足りなくなって、
 糖尿病になる。
 今のうちから、食事内容には気をつけましょう。

 塩分についても、似たような説明。
 生活習慣病の要因となる。
 水分は、水かお茶など味のないものを
 飲む習慣をつけよう。


・歯の仕上げ磨きはしっかりと。
 今、虫歯を作ってしまうと、
 将来、永久歯も虫歯になる。
 ナントカという、奥歯?がうまく生えない子供が、
 増えている。
 今のうちから、噛みごたえのある食べ物を与えよう。
 

・朝排便の習慣をつけよう。
 そうしないと、小学校に上がったとき、
 学校で排便して友達にいじめられたり、
 恥ずかしくて、トイレを我慢して
 体調を崩したりする子がいる。

・子供の自己肯定感を上げるような
 子育てをしましょう。
 それが将来の不登校や、いじめ問題の
 抑制に、つながる。
 自己肯定感が低いと、
 自分を大切にできず、非行に走ったり、
 他人を傷つけたりする原因になる。

 子供の個性を受け入れよう。
 日々の家庭での対応と言葉掛けが
 子供の自己肯定感を上げることにつながる。
 市としても、子どもの自己肯定感を上げる
 活動を推進していく。


↑↑↑↑↑↑↑


おおむね、こんなお話だった。


わたしは
それぞれの内容の真偽など、

くわしいことはよくわからないけれど、


この一時間ちょっとの話は、

私の中で、すべて、

『今、お前がちゃんと
 子育てをしておかないと、
 将来、子供が大変なことになるぞ。』

という内容に、脳内変換された。



わたし、
受け止め方が偏ってるだろうか?(*_*;



話の後半で

「あ、わたし、脳内変換してるかも。」

と気づいて、

「そうなんだ。」で
職員の話を聞いた。



以前のわたしは、
比較的クソ真面目の部類だったので、


長女への子育てが

正しか。

正しくないか。


それが、不安で不安で仕方なくて、

育児書をたくさん読んだ。 


こういった、市の職員の話も、

大いに参考にした。


話を数倍に盛って受け止めて、

『今、私がちゃんと
 子育てをしておかないと、
 将来、子供が大変なことになるぞ。

 子どもに何かあったら、
 私の子育てが失敗したせいだ。』


そう、脳内変換して、

自分の子育てを戒めた。


今思えば、
誰かの承認が欲しかったのだと思う。


専門家の承認?
身近な家族の承認???

ママ友の承認??
世間一般の承認???



「あなたの子育ては、合ってますよ。」

そう言われたかったのだと思う。



つまり、

わたしの基本が、

「いつか子育てに失敗する、
 
 間違った私」なのだ。


たくさんある「間違い」の地雷のなかで、

ほんのちょっとある「正しい」を
選びたい。


だから、

わたしがやっていることが
『正しい』かどうか、知りたい。

不安になる。


だから、
不安を消したくて、

誰かに

「あなたの子育ては『正しい』ですよ。」

そう、認められたい。


ああ、わたしは
そうだったんだなぁ、と、思った。


帰り道、
この記事を思い出した。


■自己肯定感を高める/子供の自己肯定感を高める


そうなのか。(゜ρ゜)

なーるほど。

夕飯になったので、
人の記事をリンクして、

シレッと終わる。


おしまい(*^O^*)



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