Road to BERLIN MARATHON 2024
あああ
今回も、ベルリン遠征に向けて、ベルリンにちなんだ音楽を聴いています
クラシック音楽はかなり板についてきており、「聴いたことはあるが、曲名が分からないメロディー」がいろいろと分かってきて、新しい発見になっています
クラシックは、ベルリンフィルなど機会をあらためてまとめたいと思います
かつて東西冷戦がシビアの時代は、ベルリンはひりつく様な緊張感のある街だった記憶があります
そうした空気感を求めてか、多くのアーティストがベルリンを訪れ、創作活動をくりひろげていたようです
今回は、その中でも、気になる曲を3曲、個人的に「ベルリン・アンセム」としてあげたいと思います
特に、「HEROES」はもっともヘビー・ローテーションしています
(1)セックス・ピストルズ「Holidays in the sun(さらばベルリンの陽)」(1977)
(2)U2「One」(1992)
(3)デヴィッド・ボウイ「HEROES(英雄夢語り)」(1977)
セックス・ピストルズ「Holidays in the sun(さらばベルリンの陽)」
アルバム「勝手にしやがれ」のオープニングナンバー
曲自体は高校生の頃から知っているものの、何を言っているのか分からなかったのですが、調べてみたところ
「晴れたハッピーな休日なんてクソくらえ。
俺はベルリンに行って壁を乗り越えるんだ。
休日を過ごす理由ができたぜ(I got a reason、The Berlin Wall)」
的な意味らしいです
ベルリンの壁と墓標の前をうろつくメンバーたち
出典:YOUTUBE「Holidays in the Sun」
ランニングでも、走りの”ノリ”をよくするために、私も
Now I got a reason, Now I got a reason,
Now I got a reason, The Berlin Wall♪
とノッています
U2「One」
1991年のアルバム「アクトン・ベイビー」からのシングル
このアルバムは、ベルリン・ハンザスタジオで作られており、曲にはいろいろな解釈があるようです
人間関係、メンバーの意向、父親と息子・・・
個人的には、時代的に東西ドイツ統一を経て、ひとつになったベルリンのことと解釈しています
One love, one blood
One life, you got to do what you should
One life each other
Sisters, brothers
東京マラソンのキャッチフレーズも「東京がひとつ(One)になる日」じゃないですか
やはりマラソン大会は、街が一つになる象徴的なイベント
東西ドイツ統一後に、ベルリンマラソンのコースがブランデンブルグ門を通り、旧東ドイツのエリアも通るようになった時には、多くのランナーが涙を流したそう
Things were much different on September 30th in 1990.
That was when 25,000 athletes poured through the Brandenburg Gate, and the unified city saw its first true Berlin Marathon Race. It was reported that a great many of the runners had tears in their eyes as they ran through that historic gate.
私も、ブランデンブルグ門を駆け抜ける際には…
デヴィッド・ボウイ「HEROES(英雄夢語り)」(1977)
デヴィッド・ボウイのベルリン三部作の二作目の同タイトルアルバムから
私、そもそもデヴィッド・ボウイの曲は、ジギー・スターダストとレッツダンス、アンダープレッシャーくらいしか知らず…
ベルリン三部作も、ベルリンのことを調べ始めて知りました
曲そのものは、メロディやテンポが良いとか、サビが印象的…というわけではないのですが、何か染み入るものがあります
じんわりと勇気が湧いてくるような
多少けだるい時に、この曲を聴くと不思議とノッってきて、何か大きなことができそうな気分になってきます
We can be Heroes
We can be Heroes
We can be Heroes
Just for one days
We can be Heroes
実際、「HEROES」はベルリンの壁のアンセムになっています
デヴィッド・ボウイが2016年に亡くなった際には、ドイツ外務省も「HEROES」をベルリンの壁を打ち崩してくれたと哀悼の意を表しています
Good-bye, David Bowie. You are now among #Heroes. Thank you for helping to bring down the #wall. https://t.co/soaOUWiyVl #RIPDavidBowie
— GermanForeignOffice (@GermanyDiplo) January 11, 2016
また、調べてみると、2012年のロンドン五輪の際には、母国英国の入場曲に、
2020年のアメリカ大統領選の際にはバイデン陣営のテーマソングに
・・・
と様々な場面で用いられており、
さらに、他のアーティストもさまざまにカバーしており、それだけこの曲がレスペクトされている、ということでしょう
個人的には、ゴリゴリのハードコアバンドのモーターヘッドのカバーバージョンが好きです
ここ最近、日々のルーティンとして「HEROES」を聴くことが日課になっています
おそらく、ベルリンマラソンの当日もこの曲で一日が始まることでしょう
そして、ゴールのブランデンブルグ門ではHeroとして駆け抜けることを楽しみにしています
***(英語学習の一環で簡単な英作文をするようにしています。違和感などがあれば、ご指摘いただけると助かります)***
In 1987, David Bowie played a concert in West Berlin, near the Reichstag.
The performance was so loud, a massive crowd gathered on the East side of the nearby Berlin Wall to better hear his performance.
At the time, he didn’t know it would be the catalyst for the beginning of the end the city’s crushing divide.