2023年の話題をさらった映画といえば
「THE FIRST SLAM DUNK」
今にして思うと、先日のバスケW杯につながる盛り上がりといい、日本チームのユニフォームの色といい、計算し尽くされた流れを感じます
宮城「相手のブロックを計算し尽くしたアシスト」「狙い通り!」
出典:Slam Dunk英語版より
また、2023年という数字も一つのポイントかと
23という数字は、言わずと知れたレジェンドたちが身に着けた番号なのです
そして、漫画「スラムダンク」での湘北といえばシカゴブルズ、井上雄彦先生も何か23に期するところがあったのでは(個人の推察です)
出典:CNNニュースサイト
そんなわけで、私も2023年はシカゴマラソンを選んだのでした
(ベルリンマラソンという選択肢もあったのですが…この夏の暑さを考えるとシカゴで良かったです)
シカゴブルズとシカゴマラソンをからめて、徒然につづりました
(1)あの頃~赤と黒の時代~90年代とシカゴブルズ・ACミラン・スラムダンク
90年代のあの頃~赤と黒のカラーが時代を席捲(シカゴブルズ・ACミラン...浦和レッズ?)
(2)シカゴマラソンとシカゴブルズ
あえてシカゴブルズの本拠地(ユナイテッドセンター)を通るコース設定なのでは?
(3)安西先生とフィルジャクソン
最近しみる言葉:「お前のためにチームがあるんじゃねぇ。チームの為にお前がいるんだ」~“The strength of the team is each individual member. The strength of each member is the team.”
(1)あの頃~赤と黒の時代~90年代とシカゴブルズ・ACミラン・スラムダンク
1990年代、私にとっては高校生から大学生~社会人へと多感な時期を過ごした時代でした
時代時代で世の中を彩るカラーってあったりするじゃないですか
個人的なイメージですが、90年代は赤と黒の印象が非常に強いです
スポーツ界でも、赤と黒のカラー(特に赤かな)のチームが強かった印象です
■ シカゴブルズ
2度にわたる、NBA三連覇(1991-93、96-98)は一種社会現象的なインパクトがありました
高校は私服の学校だったのですが、エア・ジョーダンは当時本当にプレミアムブランドで、仲間内ではもっとも格が高かったです(今風にいうと、もっともマウントが取れる とでも)
S・ピッペンがマツダ・デミオの広告に出たりと、シカゴブルズの社会的認知度は相当高かったと思います
■ ACミラン
当時はイタリアのサッカーリーグ、セリアAがもっとも強く、華やいでいた時代だった印象です
そのセリアAではACミランが隆盛をきわめており、強く格好良かったです
・鉄人マルディーニ。当時日本でもオペルの車をよく見かけましたが、ACミランの影響も大きかったかと
他にも、英国サッカーでは、マンチェスター・ユナイテッドを強かったですね
■ 漫画「スラムダンク」
詳細は割愛しますが、漫画「スラムダンク」が連載当時(1990-96)のNBAの影響を受けていたことはよく知られています
シカゴブルズ(赤黒)=湘北、LAレーカーズ(紫黄)=海南、ボストンセルティックス(緑)=翔陽・・・
いわば、当時のNBAの盛り上がり(シカゴブルズ~ジョーダン)が無ければ、スラムダンクも無かったのではないかと
(おまけ)
1993年に発足したJリーグにおいても、赤と黒のカラーのチームが話題をさらっていたかと
1999年オリジナルチームの中で、一番最初にJ2降格へ@駒場
(2)シカゴマラソンとシカゴブルズ
シカゴマラソンのコースをチェックしているうちに、何となく気づいたことがありました
シカゴマラソンのコースは、下図のとおり、南北にわたるコースです(シカゴはよく北部と南部で街のカラーが色分けされるとも)
ただし、コースの一部分だけ西側に延びる箇所があります(下図 赤枠)
拡大すると・・・おわかりいただけたでしょうか
マラソンコース(赤細線)は、あえてシカゴブルズの本拠地(ユナイテッドセンター、赤太枠)まで行って折り返す設定になっています
シカゴマラソンの運営者の意図として、「シカゴといえばシカゴブルズ~マイケルジョーダン。ほな、ブルズとジョーダンゆかりの地は通さなあかんで~」といった思いを感じました(個人の推察です)
このあたりは中間点もすぎ、ペースが落ちやすくなるポイントらしいので、シカゴブルズとジョーダンを頭に思い浮かべて、力強く走りたいと思います
・ユナイテッドセンター内のマイケルジョーダンの銅像
出典:Google ストリートビュー
(3)安西先生とフィルジャクソン
漫画「スラムダンク」の良さの一つは、キャッチ―なセリフだと思います
自身も含めてランニングブログでもしばしば見かけますし、私も50歳になっても、スラムダンクのセリフを使い回しており…それだけ響いたのでしょう
なかでも安西先生のセリフは含蓄があります
有名な「あきらめたら試合終了だよ」「君たちは強い」…などなど
シカゴブルズのことを調べる中で、昨今、心にしみる安西先生のセリフが
「お前のためにチームがあるんじゃねぇ。チームの為にお前がいるんだ」です
出典:井上雄彦「Slam Dunk」集英社(英語版)
このセリフはさまざまな場面で応用がきくと思います
スポーツチームをはじめとして、職場・家庭… 果ては飲みの場、宿泊施設、電車の中、エレベーターの中…
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ひょっとすると、そのルーツになったのか、そうでないのかわかりませんが、シカゴブルズを導いたフィルジャクソン コーチの言葉として
“The strength of the team is each individual member. The strength of each member is the team.”
があります
フィルジャクソンが来るまで、シカゴブルズはジョーダンのワンマンチームでなかなかデトロイト・ピストンズ「通称:バッドボーイズ」の牙城を突破できなかったのですが、「TEAM」の意識を徹底させることで、ブルズが三連覇を成し遂げる常勝軍団になる…というストーリーが非常に響きます
Phil Jackson(1997)「シカゴ・ブルズ 勝利への意識革命~Sacred Hoops」
技術面より、精神面での働きかけに苦心されていた様子が伺えました
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フィルジャクソンの言葉はマラソンにも当てはまる気がします
マラソンは一見個人で走るように見えて、実は周囲のランナーと相互に助け合っている…という面があります
さらに視野を広げると、世界中のランナーがSNSやstrava、動画等で発信し合って、刺激を与え・受ける…といったことも、キプチョゲ先生が言う所の「ランニングワールド」、広い意味でTEAMなのかななどと思ったりします
目前に迫ったシカゴマラソン
思うようなコンディションでは臨めませんが、世界中から集まるランナーとともにフィルジャクソンの言葉を胸にTEAMとして走りたいと思う私です
***(英語学習の一環で簡単な英作文をするようにしています。違和感などがあれば、ご指摘いただけると助かります)***
The course of the Chicago Marathon heads west for a bit until we hit the United Center which is home of the Chicago Bulls.
The legendary NBA team is known two-times 3 peats in the 1990's, which we had been influenced at that time even in Japan.
Around there many runners will feel gradually exhausted but I would run with might and main.