【シカゴへの道】シカゴブルズと漫画「スラムダンク」、安西先生とフィルジャクソン | Ka_Naのブログ

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40歳から再び走り始めて10年目を迎えました。ワールド・マラソン・メジャー制覇(Six Star Finisher:東京・ボストン・NY・シカゴ・ベルリン・ロンドン)を目指しています。(現在★★★★(2017/2019/2021東京・2018ボストン・2022NY・2023シカゴ))

2023年の話題をさらった映画といえば

「THE FIRST SLAM DUNK」

 

 

今にして思うと、先日のバスケW杯につながる盛り上がりといい、日本チームのユニフォームの色といい、計算し尽くされた流れを感じます

 

宮城「相手のブロックを計算し尽くしたアシスト」「狙い通り!」

出典:Slam Dunk英語版より

 

また、2023年という数字も一つのポイントかと

 

23という数字は、言わずと知れたレジェンドたちが身に着けた番号なのです

そして、漫画「スラムダンク」での湘北といえばシカゴブルズ、井上雄彦先生も何か23に期するところがあったのでは(個人の推察です)

 

出典:CNNニュースサイト

 

そんなわけで、私も2023年はシカゴマラソンを選んだのでした

(ベルリンマラソンという選択肢もあったのですが…この夏の暑さを考えるとシカゴで良かったです)

 

シカゴブルズとシカゴマラソンをからめて、徒然につづりました

 

(1)あの頃~赤と黒の時代~90年代とシカゴブルズ・ACミラン・スラムダンク

90年代のあの頃~赤と黒のカラーが時代を席捲(シカゴブルズ・ACミラン...浦和レッズ?)

 

(2)シカゴマラソンとシカゴブルズ

あえてシカゴブルズの本拠地(ユナイテッドセンター)を通るコース設定なのでは?

 

(3)安西先生とフィルジャクソン

最近しみる言葉:「お前のためにチームがあるんじゃねぇ。チームの為にお前がいるんだ」~“The strength of the team is each individual member. The strength of each member is the team.”

 

 

(1)あの頃~赤と黒の時代~90年代とシカゴブルズ・ACミラン・スラムダンク

 

1990年代、私にとっては高校生から大学生~社会人へと多感な時期を過ごした時代でした

 

時代時代で世の中を彩るカラーってあったりするじゃないですか

 

 

個人的なイメージですが、90年代は赤との印象が非常に強いです

 

スポーツ界でも、赤と黒のカラー(特に赤かな)のチームが強かった印象です

 

 

シカゴブルズ

 

2度にわたる、NBA三連覇(1991-93、96-98)は一種社会現象的なインパクトがありました

 

高校は私服の学校だったのですが、エア・ジョーダンは当時本当にプレミアムブランドで、仲間内ではもっとも格が高かったです(今風にいうと、もっともマウントが取れる とでも)

 

S・ピッペンがマツダ・デミオの広告に出たりと、シカゴブルズの社会的認知度は相当高かったと思います

 

 

 

ACミラン

 

当時はイタリアのサッカーリーグ、セリアAがもっとも強く、華やいでいた時代だった印象です

 

そのセリアAではACミランが隆盛をきわめており、強く格好良かったです

 

・鉄人マルディーニ。当時日本でもオペルの車をよく見かけましたが、ACミランの影響も大きかったかと

 

他にも、英国サッカーでは、マンチェスター・ユナイテッドを強かったですね

 

 

漫画「スラムダンク」 

 

詳細は割愛しますが、漫画「スラムダンク」が連載当時(1990-96)のNBAの影響を受けていたことはよく知られています

 

シカゴブルズ(赤黒)=湘北、LAレーカーズ(紫黄)=海南、ボストンセルティックス(緑)=翔陽・・・

 

いわば、当時のNBAの盛り上がり(シカゴブルズ~ジョーダン)が無ければ、スラムダンクも無かったのではないかと

 

 

 

(おまけ)

1993年に発足したJリーグにおいても、赤と黒のカラーのチームが話題をさらっていたかと

1999年オリジナルチームの中で、一番最初にJ2降格へ@駒場

 

 

 

 

(2)シカゴマラソンとシカゴブルズ

 

シカゴマラソンのコースをチェックしているうちに、何となく気づいたことがありました

 

シカゴマラソンのコースは、下図のとおり、南北にわたるコースです(シカゴはよく北部と南部で街のカラーが色分けされるとも)

 

ただし、コースの一部分だけ西側に延びる箇所があります(下図 赤枠

 

 

拡大すると・・・おわかりいただけたでしょうか

 

 

マラソンコース(赤細線)は、あえてシカゴブルズの本拠地(ユナイテッドセンター、赤太枠)まで行って折り返す設定になっています

 

シカゴマラソンの運営者の意図として、「シカゴといえばシカゴブルズ~マイケルジョーダン。ほな、ブルズとジョーダンゆかりの地は通さなあかんで~」といった思いを感じました(個人の推察です)

 

このあたりは中間点もすぎ、ペースが落ちやすくなるポイントらしいので、シカゴブルズとジョーダンを頭に思い浮かべて、力強く走りたいと思います

 

・ユナイテッドセンター内のマイケルジョーダンの銅像

出典:Google ストリートビュー

 

 

 

(3)安西先生とフィルジャクソン

 

漫画「スラムダンク」の良さの一つは、キャッチ―なセリフだと思います

 

自身も含めてランニングブログでもしばしば見かけますし、私も50歳になっても、スラムダンクのセリフを使い回しており…それだけ響いたのでしょう

 

 

なかでも安西先生のセリフは含蓄があります

 

有名な「あきらめたら試合終了だよ」「君たちは強い」…などなど

 

 

シカゴブルズのことを調べる中で、昨今、心にしみる安西先生のセリフが

 

「お前のためにチームがあるんじゃねぇ。チームの為にお前がいるんだ」です

 

出典:井上雄彦「Slam Dunk」集英社(英語版)

 

このセリフはさまざまな場面で応用がきくと思います

 

スポーツチームをはじめとして、職場・家庭… 果ては飲みの場、宿泊施設、電車の中、エレベーターの中…

 

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ひょっとすると、そのルーツになったのか、そうでないのかわかりませんが、シカゴブルズを導いたフィルジャクソン コーチの言葉として

 

“The strength of the team is each individual member. The strength of each member is the team.”

 

があります

 

フィルジャクソンが来るまで、シカゴブルズはジョーダンのワンマンチームでなかなかデトロイト・ピストンズ「通称:バッドボーイズ」の牙城を突破できなかったのですが、TEAM」の意識を徹底させることで、ブルズが三連覇を成し遂げる常勝軍団になる…というストーリーが非常に響きます

 

Phil Jackson(1997)「シカゴ・ブルズ 勝利への意識革命~Sacred Hoops」

技術面より、精神面での働きかけに苦心されていた様子が伺えました

 

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フィルジャクソンの言葉はマラソンにも当てはまる気がします

 

マラソンは一見個人で走るように見えて、実は周囲のランナーと相互に助け合っている…という面があります

 

さらに視野を広げると、世界中のランナーがSNSやstrava、動画等で発信し合って、刺激を与え・受ける…といったことも、キプチョゲ先生が言う所の「ランニングワールド」、広い意味でTEAMなのかななどと思ったりします

 

 

目前に迫ったシカゴマラソン

 

思うようなコンディションでは臨めませんが、世界中から集まるランナーとともにフィルジャクソンの言葉を胸にTEAMとして走りたいと思う私です

 

 

***(英語学習の一環で簡単な英作文をするようにしています。違和感などがあれば、ご指摘いただけると助かります)***
 

The course of the Chicago Marathon heads west for a bit until we hit the United Center which is home of the Chicago Bulls.

The legendary NBA team is known two-times 3 peats in the 1990's, which we had been influenced at that time even in Japan.

Around there many runners will feel gradually exhausted but I would run with might and main.