ニューヨークシティマラソン・レース編(その6/全6編)補足もろもろ | Ka_Naのブログ

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40歳から再び走り始めて10年目を迎えました。ワールド・マラソン・メジャー制覇(Six Star Finisher:東京・ボストン・NY・シカゴ・ベルリン・ロンドン)を目指しています。(現在★★★★(2017/2019/2021東京・2018ボストン・2022NY・2023シカゴ))

レース編の最終は、気付き、感じたことをいくつかのテーマにわけて補足します。

 

(1)ランニング文化

 

(2)街とNYCM

 

(3)海外レースのコンディション

 

(4)コロナ関係

 

 

  ランニング文化

 

感じたこと・気づいたことを徒然に

 

●セントラルパーク

日本でいうと皇居 or 駒沢公園か。

アップダウンが結構ある。

平日でもランナー・サイクリスト・散歩の方多数、平日だが休日のような賑わい。

 

・11/4金曜早朝:コロンバスサークル近辺・ランナーがひっきりなしにパーク内に

 

・11/7月曜午後:暖かいので上半身裸の人も多数

 

●マイル基準

・ペース毎のグループ分け:マイル11分、10分、9分、8分

⇒日本のキロ基準では(キロ7分、キロ6分、キロ5分30、キロ5分?)

・レース時の残り距離表示も2マイル、1マイル、400m、200m…

 

●シューズ

・アシックスも健闘(corral A内でもメタスピード勢は多い)

・目立つのはやはりNike(Vaporfly、Alphafly)

 

●女性ランナー

・女性参加者が多い

・ガチ勢はセパレートを着用。脚の長さがあるせいか、腰高に見えて躍動感がすごい(皆が、ラドクリフに見える)

・しっかり食べて、しっかり走る?(のかな)

 

・女性ならではの危険もある様子(レース前日11/5のニュース)

 

●ランナー気質

・街中でもジョガーがとても多い印象

・(日本でもおそらくそうでしょうが)ピンチ・緊急事態の時には大胆に行動

 

⇒ 自分と近いタイムのフィニッシュシーンより

ゴール手前で崩れ落ちた女性ランナーを男性ランナー2名が抱えてフィニッシュラインまで連れて行く

ボストンマラソンでも似たシーンを見たことがありますし、ここは「細かいことは気にしない。まずは行動だ」なのでしょうね。

日本だと助力だ何だと色々細かいことを言われそうな…

 

出典:abc7nyのゴール地点のライブカメラ

 

 

 

  街とNYCM

 

大会(NYCM)に対するメディアの扱いや、街の意気込み、関心度はかなり高いと思いました。

日本ローカルな芸能人ばかりにスポットがあたる東京マラソンとは段違いかと…

 

 

マラソン関連のニュースが結構な頻度で流れていました。

 

ニュースの中でも、多くのランナーが集まることで街が潤って活性化する…といったメリットに触れていました。

 

観光面もそうですが、人々を魅了する最高のコンテンツを用意して、魅力的で強い街でありたい…というNYCの思惑をそこかしこに感じました。

 

NYCMにおける、人々の熱狂的な応援も ”自分たちの街で世界最大・最高のマラソン大会を盛り上げる"といった、一種の愛国心というか、まさに ”INY" というか、そういう強い想いがあるのかもしれませんね。

 

 

 

  海外レースのコンディション

 

●時差ボケ

今回も治らず。

 

金沢マラソン直後から時差を意識した生活にシフトしたのですが…

 

NY現地では、

 

日中眠い中、しっかり活動 

⇒ 22:00には就寝 

⇒ 2:00-3:00に早朝覚醒

⇒ 朝まで意識を飛ばせず(眠い中の活動に)

 

の繰り返しでした。

 

 

●観光

家族の都合上、レース前の滞在日数が多く、観光で脚を棒にしてしまった。

できれば、レース後を観光に充てたいところ

 

 

●2週連続フルマラソン

さして追い込まなかったためか、回復も早かった。

ケガ・故障らしいものなし

 

NYCM後は念のため休息多めで、冬シーズンへ

 

 

 

  コロナ関係

 

海外ドラマや映画でその話題はもう終わったといったやりとりがあったりしませんか。

主人公に食ってかかるライバルや、立ちふさがる上司が発するセリフのイメージです。

 

 

白黒を明確にするアメリカ・外国においてコロナは

 

社会活動を止めるほどの障害にはなっていない

⇒ よって様々な制限を解除 

その話題はこれで終わりだ

 

というロジックではっきりしているのかなと感じました。

 

現地のニュースでは、コロナの話題は全くなく、多くの人は気にしていないようでした。

 

 

ただ、全くのフリーではなく、マスク着用を啓発されていますし、地下鉄・街中でマスクしている人もみかけます。

ランナーの中にもマスクをしていた人はいました。

 

ホテルや美術館、店舗には、手指の消毒機器が配置され、街中にも無料検査テントがそこかしこにあります。

 

・マスク着用を呼び掛ける地下鉄の啓発広告

 

・チケットの注意事項(Important Information)。ちなみに国連見学ではマスク着用を求められました

 

強制はしないが、あとは個人個人で判断してくれ…ということなのでしょうかね。

 

* * *

 

ランニング・マラソンの話とはやや離れますが、働き方・労働生産性の違いにも通じる所がありました。

 

■諸外国

会議で議論を尽くして、結論・対応・役割を明確に決める。

現場は役割に従う(役割以上はしない)

 

■日本

会議のための会議が多い、会議後に会議がある

結論が灰色、対応・役割が明確でない(現場任せ)

 

無条件の欧米礼賛もどうかと思いますが、日本のコロナの扱いなどにみると、イマイチ合理性にかける印象があります。

 

コロナ関連の話題を引きずる日本のニュース見ていると、何だか先行きが暗い感じがする私です。

 

 

(マラソン・エキスポ会場のJavits Center)

 

・コロナが深刻な時は臨時病院でした

 

出典:https://abc7ny.com/coronavirus-nyc-news-updates-new-york/6072408/

 

 

 

アメリカ  アメリカ  アメリカ  
 

 

I started off by saying New York was once the city with fear and terror in the world, I now end by saying that the New York City marathon is my favourite marathon. 

It lived up to my expectations, the course is good, not too much climb and fast. 

What sets this apart from any race I have ran, the people of New York! the support from start to finish was nothing but spectacular. 

Someone told me that NYC is like a 26.2 mile block party and yep, that was spot on.