業務の炎上が長引き、先行きに暗雲が立ち込めてきました。
十数年に一度のプロジェクトなので、やむを得ないものの・・・難しい局面を迎えつつあります。
ただ、12/18は振替休日の取得が必須なので、大会には参加できるでしょう。
さて、
12/19の奈良・平城京マラソン。正式名称は
「奈良・平城宮跡歴史公園 Trial Marathon」
実の所、レースの名称を見た瞬間にエントリーに傾きました。
音楽や本の「ジャケット買い」と同じように、
レース名称でエントリーを決めたのです・・・
そこには、子供の頃に憧れたゲーム
「平安京エイリアン」の影響があります。
「平城京マラソン」と「平安京エイリアン」って似てません?
平城京と平安京はかなり違うという話はありますが
そこで、
奈良・平城京マラソンへの憧憬の第三弾は、
「平安京エイリアン」に絡め、徒然に綴りました。
章立ては以下のとおり。
(1)マンガ「GCあらし」で知る、ゲームの世界
⇒ 今も昔も、コロコロコミックは遊びを先導
(2)平安京エイリアンのクールさ
⇒ ゲームの世界を広げる、漢字のクールさ
(3)難コースをゲームを楽しむが如く走る
⇒ 碁盤状コースを走る楽しさ、折返し攻略がポイント
(1)「ゲームセンターあらし」で知る
ゲームの世界~平安京エイリアン
少し前に、ト〇ーさんが
「コロコロコミック生まれ、少年ジャンプ育ち」
といったことをつぶやかれていましたが、私もその流れを汲んでおり、幼稚園からコロコロコミックを読み始めていました。
当時(1970年代終わり~80年代始め)、看板連載作品の一つが「ゲームセンターあらし」です。
・出典:すがやみつる「ゲームセンターあらし」小学館
「ゲームセンターあらし」(以下、「あらし」)の印象を3点あげると
①テレビゲームをテーマに扱う
②表現のメリハリ~ダイナミック&ディテール
③未来を先取り
①はいわずもがな・・・
今では珍しくなくなった「メディアミックス」の走りかと。ただ、当時
「ゲームセンター=ワルのたまり場」
のイメージがあり、結構野心的なテーマでした。
②について
今思うと、表現のメリハリが利いていました。
◆ダイナミックな表現
テレビゲームの画面だけでは、縮こまった表現になってしまいますが、「あらし」では、「リングにかけろ」のごとく、大胆なコマ割りと必殺技(炎のコマ、月面宙返り(ムーンサルト)…)で、表現のダイナミズムを生んでいました。
・ミサイルを一発打つ…だけなのに、この迫力
◆丁寧な詳細解説
ルールやテクニックの丁寧な解説も付されています。
幼心に「そうかぁ、細かい説明は、このように注釈をつけるのだな」と勉強にもなりました。
・平安京エイリアンのテクニック解説: なぜ秋葉かというと、秋葉原駅の路線図をもじってとのこと
③について
ここ数年、話題の「Eスポーツ」
考えてみると「あらし」は時代を先取りしていたのかと。
40年も昔に、テレビゲームがスポーツと同じようなエンターテインメントになることを見通していた、すがや氏の先見の明に感服します。
(2)平安京エイリアンのクールさ
平安京エイリアンは、画期的なゲームでした。
個人的に印象的なポイントを2点。
①ゲームの戦略性を高め、世界を広げた
②他のゲームと一線を画す「和のテーマ」
①について
それまでのゲーム:インベーダーやブロック崩し…要は敵が登場したら"反射的・機械的に"攻撃し、殲滅・クリアするものです。
「平安京エイリアン」では上記(1)のテクニックにあるように、待ち伏せたり、囲い込んだり、身を守ったり・・・"戦略的・俯瞰的に"敵を倒すものです。
高得点には知恵と工夫が求められ、いわば
テレビゲームの戦略性を高めた
といえるでしょう。
②について
インベーダー、ギャラクシアン、ドンキーコング、トランキライザー・ガン…
多くのゲームはカタカナ・横文字の世界です。
そうした中、舞台は「平安京」
ゲームプレイヤーは「検非違使」
一言でいうとシブい
子供心に「他とは一線を画す」「漢字のクールさ」を感じていました。
(3)難コースをゲームを楽しむが如く走る
「平安京エイリアン」の影響もあり、京都や奈良など、碁盤の目のような街に昔から憧れがあります。
ここで、平城京マラソンのコースを見ると・・・
このカクカクした直角的な動き・・・
見ようによっては、ゲーム画面上の動きに見えます。
まぁー、折返しが多く、大変なコースではありますが、ゲームの世界の主人公になり切って楽しむのもありかと。
数ある難点(折返し)は、いわば「エイリアンを埋めるポイント」になぞらえ・・・
・頭の中に浮かべるイメージ
タイムを出すには厳しい状況になっていますが、2000年の初フルマラソンから20年と節目です。
初心に戻って楽しみながら走りたいと思う私です。
***(英語学習の一環で簡単な英作文をするようにしています。違和感などがあれば、ご指摘いただけると助かります)***
Heiankyo Alien is a video game created by the University of Tokyo's Theoretical Science Group (TSG) in 1979.
I knew the game from the comic of 'the Game Center Arashi'.
The game have had an enormous influence on modern computer games.
It's a maze game in similar vein to PacMan and DigDug.
It's believed Heiankyo Alien is one of the first platforming games.