#音楽教育の話です。興味のある方だけ
次男はエレクトーンのコンクールの初戦が終わりました。結果としては、今年も昨年に引き続き運よく金賞を受賞することができました
。しかしながら、前回の記事でも書いた通り、その練習課程は決して平坦なものではなく本番 2 週間前にスランプを経験しましたし、本番も最後のスイッチを押すタイミングでミスをし、演奏が終わった後はげっそりした表情で席に戻ってきました
。金賞受賞がわかったあとも自分の演奏を悔いており、何だか浮かない表情でした
。ただはしゃいで喜んでいた昨年とは違い、金賞受賞よりも自分の理想の演奏ができたかどうかの方が大切になってきたのですね
。
今回の練習課程は親としても非常に悩みの多いものでした。大人から見て失敗するリスクのある挑戦 (今回はテンポのことですが) を子ども自らが選択したとき、その挑戦の邪魔をせず口出しもせず、でも後方からサポートはする、というのは、なかなか勇気と忍耐力が要ることです。先生もギリギリ (本番1週間前) まで口出しせずに見守ってくださいました。下げたテンポといっても僅かで、かなり次男の希望に譲歩してくださる形になりました。
次の大会も控えているのですが、「直前の練習が過酷で疲れてしまっているようなので、この曲の練習はしばらくお休みしてしまうかもしれません。」と先生お伝えしたところ「しばらく好きな曲を弾いてリフレッシュしましょう。」と提案してくださいました。ドラマ『GOOD LUCK』のテーマソング「DEPARTURE」(どちらかというと井上尚弥さんの方が知られているかも) を持っていくそうです
。1週間でどこまでできるかな
。
↓同じ楽譜で練習していきます。