今話題の生成AI向け半導体で圧倒的にシェアを占めると言われている大手半導体メーカー NVIDIA(エヌビディア)の2023年11月 〜 24年1月期決算発表がありました。元々ゲーム分野のGPUで有名な企業だったため長男でも知っている企業です。
純利益が前年同期比8.7倍の122億8500万ドル、売上高は3.7倍の221億300万ドルと過去最高であるだけでなく、2〜4月期の売上高見通しも市場予想を超えるものでした。ここ1年くらいの株価の上昇もすさまじいです。
楽天証券のアプリで企業情報をざっとチェックしたのですが、時価総額が約1.7154兆ドル超...? (約257兆円超え)。一瞬桁数を間違えたかと思いました...あのトヨタ自動車の時価総額が57兆円(2/22時点)ということを考えると市場の期待は相当のもののようです。一瞬ITバブル時のシスコシステムズという会社を思い出したのですが (学生時代に持っていた貴重なお金が吹き飛んだので今でもトラウマです)、PERやPBRはともかく、株価に関係のないファンダメンタルズには特に心配な点はなかったので、成長の鈍化が見られるかアメリカ経済自体が悪化しない限りはまだまだ株価の上昇余地はあるのかもしれないと思いました。私はトラウマのせいでこういう割高成長株には乗れませんが。
NVIDIA株を2016年に取得した(2018年に全売却済ですが)SBGの孫正義氏は先見の明があったのでしょうね。今は Arm に賭けているのかな。
#時価総額は、株価×発行済み株式数で計算されるため日々変化します。2/23の朝起きてみるとNVIDIAの時価総額は1兆9398億ドルを超えていました。