塩漬け豚肉とキャベツのリングイネ…これは友人と訪ねた小樽
の店の“オリジナル”である…“リングイネ”とは、断面が半円型の太い感じのスパゲッティのようなものだ…
歯応えのある豚肉の塩と、キャベツの甘味が絡み合い、イタリア料理風ながらも中華料理的な雰囲気さえある不思議な一皿である…
昨晩愉しみ、一夜明けたところだが…早くも恋しくなる味である…
小樽
を訪ね、友人と食事を愉しんだ…南小樽駅近くの洒落た店で、料理も良いが、趣味の広いマスターとのお話しも愉しい!!
という場所で先ず目に留めたのがこれ!!「シチリア風シーフードスパゲッティ」と言う方が一般的には通りが良さそうにも思うが、映画『グラン・ブルー』のエンゾが食べていたメニューであることに因み、店のメニューには「エンゾのスパゲッティ」と紹介されている…
サッパリしたトマトソースの味が入っていて、貝や海老の旨味が素晴らしい!!「海の男の一皿」という具合である…
素材が良い時は、最低限の、要領を得た手の入れ方というのが美味い料理の鍵となる…そんなことを思い出させてくれたのがこのメニューである…
デンマークの、チーズ造りの際の滓を餌に使用していると思われる豚肉がある…この豚肉のロースに岩塩を塗して網焼きにする…そして香り付けにオリーヴオイル…付け合せは長ネギを刻んで炒める…
食感は、一瞬は厚切りのハムを思わせるが、ハムのような加工品にある調味料の風味はなく、ハムには入っている脂分は殆ど無い…口にすると、シンプルな肉の美味さが拡がる…付け合せのネギと合わせていただけば、なかなかのハーモニーを奏でてくれる…
適度な塩加減の肉を愉しむと…思わず「すみません!!ビール!!」という台詞も出てしまう…スッキリした味わいなので、白ワインも合いそうだ!!
分量は多い訳でもなく、軽くグラスを傾ける際には絶好の肴である!!近所のVivoで、つい帰りを遅くしてしまう、愉しい談笑の時間を彩る一品である!!
“ビッグ”をメニューに謳う…「何じゃそれ!?」という酷いものも見掛けないでもない気がするが、「適度に大きい!!」のは非常に嬉しいものである!!
札幌駅のビル で出会えるランチメニューなのだが、300gとヴォリューム在るハンバーグの中には溶けるチーズが仕込まれていて、ナイフを入れるとこれが溢れ出る…
ソースは選べるようになっているが、私はトマトソースにしてみた…これが、「イタリア料理のトマトソース」という具合で、なかなかに好い!!
札幌に出た際の、小さな愉しみが増えた!!
帯広の夜…ばんえい競馬
で得た若干の配当をポケットに、その辺を徘徊していて出会った「屋台村
卒業」を謳う、なかなか人気のお店で出会ったメニューである…
欧州の、塊のチーズを電熱で炙り、トロッとなった部分をナイフで削り取り、パンやジャガイモに載せる…その“オーブン”の傍であるカウンター席は禁煙だが…このとろけたチーズが非常に美味い!!!このお店の看板メニューだ!!
濃い味のドイツ製ビールをいただき、そのつまみにこれを頼んだが…ビールのグラスに“0.2l”と刻まれていた…ドイツで使われているグラスをわざわざ取り寄せている、ささやかながらも、ドイツ旅行の思い出がある私としては、思わずにんまりのこだわりが好ましい…
ドイツ国旗の黒・黄・赤の看板がわりと目立つ…
ばんえい競馬
の前夜…更に些かの配当を手にした夜、帯広の屋台村
で出会ったメニューである…“欧風”と称するお店
だが、ライスものを求めていて偶然出くわした…
帯広が中心的な都市ということになる北海道の十勝地方は、畑作全般に畜産が盛んな地域だ…旧くから、乳牛の肥育や養豚が盛んなのだが、肉牛にも力が入っている。これは“四季彩牛” というものを利用した、「牛肉たっぷりの炒めご飯」という代物である。
この手のものは大好きなのだが、思わず食べて嬉しくなった!!
気さくな店主と、ばんえい競馬 を観に帯広を訪ねて、というような話しをしていたが、『輓馬』という小説を書いた鳴海章氏や、この小説を原作とした映画『雪に願うこと』の制作関係者も立ち寄ることがある店だという話題になった…
帯広のばんえい競馬 は、あの地域の冬の風物詩であったが、他所の開催地が止めたため、来季は春夏、或いは秋にも愉しむことが適う…
この“牛メシ”の他、ステーキもあるが、“四季彩牛” というものはなかなか美味い!!


