輸入住宅を中心にした街並みをつくるため「世界基準分譲地」事業を行っているいばらき不動産代表の鈴木です。
都市景観というものは、もともとその地域が持っている自然環境、絶対権力者の時代に造られた歴史的建造物やモニュメント、民主的発想で造られた計画的な街路等様々な材料や建築物の統一性などから成り立っています。
時の絶対権力者や地方公共団体などの広域行政でなければ成し得ないものと違い、地方の街並み景観の主役は、何と言っても住民がつくりだす民家です。
昔の民家は、材料の長距離移動が難しかったため、風土性や歴史性が活かせた街並みがつくり易かったのですが、近年は、大規模な輸送手段がとれるため、大量生産による工業製品が遠方まで出回り、その地域の気候風土など関係なくなってしまいました。
どこの地域でも同じような工業製品が手に入れば、あとは、個人の趣味嗜好でデザインされていくため、なかなか民家を中心とした街並みづくりは非常に難しい時代になってきました。
こんな時代だからこそ、私は、統一性のある住宅地をつくりたいと思っているのです。新しくつくりだされる分譲地は、歴史性がなければ、当然、どんな建築デザインを用いるか大変悩むところですが、かつて、ヨーロッパからアメリカの新大陸に住宅デザインが移動したように、その地域の気候風土に合ってさえいればデザインの移動があっても構わないと思うのです。
現在の日本の生活形態は欧米となんら変わりはありません。気候風土の違いさえ間違えなければ、かつての、クラシックなヨーロッパデザインでも十分なじむと思っています。
さらに、2×4の輸入住宅は、雨が多く湿度の高い日本の気候風土に合わない、という声がありますが、私は、この目で確かめてきましたが、梅雨があり、日本よりはるかに降雨量が多く、湿度の高いフロリダのオーランドでも70年近く経った2×4住宅が、リフォームされて高値で売買されていました。
そして、近くで開催されていた建材市場にも寄ってみてきましたが、デザイン性に優れた建築資材が安値で展示されていました。
私は、このような素晴らしい住宅の街並みを、是非、日本にもつくってみたいと思ったのです。本物のデザインを取り入れた長寿命住宅が広い敷地に集合すれば、本当の社会資本ストックになり、先進国病により衰退しつつあるあるといわれている日本が、本当の意味で先進国の仲間入りをしていけるのではないでしょうか?
いばらき不動産の世界基準分譲地 http://www.if-sun.co.jp/proposal/sakuragaoka.html