このところ輸入住宅を扱う会社を訪問していますと、どこでも同じように「住宅のデザイン性」を重視していることが判りました。

 そして、歴史性を踏まえた優れたデザインこそが、中古住宅となっても資産価値を落とさない第一のポイントになるとのことでした。


 ウイングホームの坂東社長が言っていました。資産として価値がある住宅を造ろうとするならば「デザインは工夫はしても発明しないこと」「最新の技術で古い(伝統的な)家を作ること」だと・・・。

 ディズニーランドの建築物もすべて古いデザインになっているのは、「テーマパークで未来的なものを扱ってもすぐに飽きられてしまう」からだそうです。


 そういえば、欧米では住宅ローンを申し込む時に、その住宅のデザインが伝統的な様式に則っているかどうかがポイントになるそうです。万が一住宅ローンが返済できない事態になっても、担保となるその家が伝統的で誰もが受け入れるデザインであれば、高値で売却できる(いわゆる資産価値が高い)からのようです。


 逆に、自己満足なで変わったデザインの住宅であると、理解する人が少なく中古売却時の価格が低くなることから「担保価値が低い」と判断され、場合によっては住宅ローンが大幅に減額されたり、却下されたりすることもあるそうです。


 日本は、大量生産大量消費の時代を過ぎ去り、ヨーロッパ的な成熟社会に入りました。住宅建築は、住宅の寿命を延ばす工夫のためというより、住宅を「後世に引き継ぐことが出来る資産」とできるように、個人の欲求を抑えて落ちついて取り組みたいものですね。


 さらに言えば、住宅は個人のものであると同時に、「その地域の資産」とう捉え方もしなくてはなりません。周辺景観との調和という観点からも、街並み景観を作り上げる重要な役割を担うということも重要なポイントです。

 それこそが、資産価値を高める住環境をつくりことになり、住む方々の良好なコミュニティをつくり、素晴らしい生活環境を作り上げていくことになるからです。


 いばらき不動産 鈴木 http://www.if-sun.co.jp/




 1月30日、ひたちの牛久駅近くで、自然素材の外壁、スイス漆喰(カルクウォール)で仕上げた輸入住宅を見てきました。

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内外装とも、とてもシンプルでさわやかな感じです。この建物は、当社の「世界基準分譲地プロジェクト」に参加いただく、ウイングホーム様の建てた住宅です。

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 私は、輸入住宅(2×4)というのは、在来工法に比較して割高になるものとばかり思っていましたが、外壁に高価な塗り壁を使い、床も無垢材で仕上げ、内壁はドライウォールに塗り壁、システムキッチンも無垢の輸入材、屋根もかわらを使用しているのに、価格を聞いてびっくりでした。

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 案内をいただいた担当者に、「いくらぐらいですか?」と小声で聞いたところ、この建物、延べ床面積34坪で1800万円で十分建ちますよって事でした。当然、面積が広くなれば坪単価はもっと安く出来るそうです。


 この建物は狭い感じはしましたが、重厚な玄関ドアや、彫のある室内ドアなどが付いていて、これは一見の価値ありです。と言っても見学会は昨日で終わってしまったようですが・・・。


 今度、当社の分譲地「世界基準分譲地」に建つウイングホームのモデルハウスはこのタイプをもっと大きくしたものだそうです。みなさん期待してください。


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 昨年末、輸入住宅を手がけるウイングホーム様へ、世界基準分譲地プロジェクトへの参加案内に伺った際、坂東社長のお話の中に、住宅の価値を決めるものは何か?というお話がありました。


 一般に価値とは「お金に換えたらいくらになるか」ということですが、住宅における価値にもその考え方が当てはまり、特に中古住宅における価値は「推定再建築費」だというのです。

 日本では、住宅寿命が平均で27年と異常に短いですが、それは中古市場での価値の低下が著しいからだといわれています。ということは、日本の住宅は「推定再建築費」が低いということになります。


 日本の一般の住宅は、工場生産のプリント合板などを中心につくられていますから、新築のときが最高の状態で、年月が経つにつれて朽ちていきます。自然素材ではないのでいくらでも同じものが再生できますから、当然、新しい時が最良の状態で、最高の価値ある状態となるわけです。

 したがって、中古住宅となった時の「推定最建築費」が低くなるため、「これだったら、取り壊して新しいものをつくったほうがいいや」ということになり、結局、住宅寿命を縮めているといっています。


 それに比べて欧米には、建築当時より「推定建築費」が高くなっている建物(住宅)がたくさんあります。自然素材やレンガなど時代の経過と共に風合いや味わいが出てきたり、さらには、手間隙をかけた当時の施工を、現在の職人をもってしたら、とんでもなく高いものになることが想定される建築物が多いそうで、だから、最小限に手を加えてその価値を持続しようとするため寿命も長くなるということのようです。


 いわゆる本物は、古くなるほど価値が上がる骨董品やアンティーク家具のように、何でも鑑定団に出したら高い評価を受けるものということになるわけですね。


 私も、非常にこの考えに共感いたします。但し、住宅の場合は、その住宅が立地している場所や環境に大きく左右されるのではないでしょうか?ですから、その価値ある住宅を素晴らしい環境に建てるプロジェクトを推進しているわけです。


 過去のブログに、何度か「日本の高級住宅街」について書いていますが、それらを調べると住宅地にも価値が下がらない本物があるのがわかります。このような住宅地と本当に価値ある住宅が一緒になった時こそ、本当の意味で「価値ある住まい」が出来上がるものと思います。


 

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 鈴木