このところ輸入住宅を扱う会社を訪問していますと、どこでも同じように「住宅のデザイン性」を重視していることが判りました。
そして、歴史性を踏まえた優れたデザインこそが、中古住宅となっても資産価値を落とさない第一のポイントになるとのことでした。
ウイングホームの坂東社長が言っていました。資産として価値がある住宅を造ろうとするならば「デザインは工夫はしても発明しないこと」「最新の技術で古い(伝統的な)家を作ること」だと・・・。
ディズニーランドの建築物もすべて古いデザインになっているのは、「テーマパークで未来的なものを扱ってもすぐに飽きられてしまう」からだそうです。
そういえば、欧米では住宅ローンを申し込む時に、その住宅のデザインが伝統的な様式に則っているかどうかがポイントになるそうです。万が一住宅ローンが返済できない事態になっても、担保となるその家が伝統的で誰もが受け入れるデザインであれば、高値で売却できる(いわゆる資産価値が高い)からのようです。
逆に、自己満足なで変わったデザインの住宅であると、理解する人が少なく中古売却時の価格が低くなることから「担保価値が低い」と判断され、場合によっては住宅ローンが大幅に減額されたり、却下されたりすることもあるそうです。
日本は、大量生産大量消費の時代を過ぎ去り、ヨーロッパ的な成熟社会に入りました。住宅建築は、住宅の寿命を延ばす工夫のためというより、住宅を「後世に引き継ぐことが出来る資産」とできるように、個人の欲求を抑えて落ちついて取り組みたいものですね。
さらに言えば、住宅は個人のものであると同時に、「その地域の資産」とう捉え方もしなくてはなりません。周辺景観との調和という観点からも、街並み景観を作り上げる重要な役割を担うということも重要なポイントです。
それこそが、資産価値を高める住環境をつくりことになり、住む方々の良好なコミュニティをつくり、素晴らしい生活環境を作り上げていくことになるからです。
いばらき不動産 鈴木 http://www.if-sun.co.jp/


