昨日、上智大学で開催された、経営コンサルタントの神田昌典氏のセミナーに行ってきました。昨年12月以来の久しぶりの東京でした。
上智大学のグラウンドの桜が、朝見たとき3分咲き咲き程度かなといった思っていたら、帰り18時ごろには「何これ満開?」って感じでした。
神田昌典氏といえば、マインドマップやフォトリーデングといった速読や基礎学力のUPにつながる学習ツールの推進を図っていますが、今回のセミナーは、情報化社会の次に来る多重知性による知識創造社会がほんのそこまで来ているということを具体的事例を使いながら説明していました。
これからの世界経済は、自己投影型の消費形態に合わせて、情報をインフラにしたソリューション化社会が始まりつつある。産業のコメは、鉄鋼→半導体→知識創造エンジンというように変化していくということでした。
これまで地上になかったもの(常識では考えられなかった新しい価値)を作り出すことが必要になってくるといっていましたが、逆に言えば、これから軽薄短小な情報に惑わされる社会が来るんじゃないかとも危惧される内容でした。
私の仕事(住宅地の開発)は、100年単位で考えるべきものなので、これまでの日本の常識を覆して、本物を提供していくしかないのだなぁと改めて感じながら帰ってきました。
私の会社は基本的には、土地を取得し開発の許認可を取得し分譲地をつくる、そして、更地を販売していく不動産業なのですが、そればかりでは、まちづくりという観点からは未熟な取り組みに終わってしまうということから、「街並み提案型分譲地」として、街並み景観や地域コミュニティを作り出すことを合わせて行っているわけですが、それはとても手間のかかることで、利益重視で考えればとても取り組めない面倒なことです。
街並みづくりのために、建築物の方向性まで示す当社の分譲地が理解できない方々には販売しない方針を貫いていますから、良く同業者からは「よくそんな面倒なことをやってるな。基本的に日本人は規制されるのが嫌いなんだよ。理想語ってないで早く売却したほうがいいよ」と言われています。
当社の建築条件付区画担当は、中小の地元ビルダーによって構成されますが、これは、欧米の先進国にはマンモスビルダーは存在しない、という現実を見て、100年使う本物の住宅づくりには、工業製品は必要ないとの信念からの取り組みです。
これは利潤追求型の大手住宅メーカーを敵にまわしているような取り組みなので、販売に時間がかかり、少々心配なところもあります。しかし、実際に購入された方々には理解され、とても気に入っていただき「大満足です」といわれていますから、必ずや私の考え方が理解され、日本の住環境を変えていくことにつながっていくものと信じて頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。
世界規準分譲地 http://www.if-sun.co.jp/proposal/sakuragaoka.html
