「いつも」も「もしも」も使えてフードロスも減らせる食料備蓄 | 日本のくらしをふろしきで伝える わたしの生き方 粋になる 日本テキスタイルプロジェクト〜TSUTSUMU~

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こんにちは! 日本テキスタイルプロジェクトプロデューサー&講師 AtelierClipいいのたかこです。

 暖かくなってきたり、また冷え込んだり、まさに三寒四温、体調管理にも気をつけたい時期です。

 

 さて、「災害に備えて何か準備していますか?」という質問は、「防災ふろしき体験講座」の一番最初にする質問ですが、その答えに正解はありません。なぜなら、この講座は「防災行動」への「きっかけ」「背中を押す」ための講座だからです。

一番多いお答えは、「非常食を備えている」でしょうか?そして、「賞味期限切れかも?」と続く場合が多いかもしれません(笑)

 お勧めしているのはローリングストック、簡単に言えば「使いながら備える」、普段食べているものを「少し多めに買って、食べたら買い足す。」そんな方法です。

 とはいっても、生鮮食品はなかなか難しいですですね。停電してもしばらくは冷凍食品を食べつなぐことができるので、肉・魚などで半調理したものなどはカセットコンロなどで食べる事もできますね。

冷凍庫には普段から、余分に大型の保冷剤を入れておくと温度が上がるのを遅らすことができます。こんな感じの↓スペースに余裕があればペットボトルに水を入れて凍らせたものでも。

 では、野菜はどうしましょう?冷凍できるものは冷凍しておく(市販の冷凍野菜も便利ですね)

今年は、飲食店の需要が減ったとかで特定の野菜が安かったりしていますが、少人数のご家庭も多いので持て余す野菜もありますよね?キャベツ1玉、大根1本・・・使い切るのはなかなかたいへんだったりします。
そんな時、野菜を干してみませんか?ほとんどの野菜は切ってそのまま干せばOK、なのでカレーを作って、人参が半分余ったら・・・千切りにしてざるに広げてベランダに、お天気が良ければ一日でカラカラ(量にもよりますが)*最近は花粉が飛び出したので、花粉症の方は窓辺で干してくださいね。そして、ほとんどの野菜は「戻す」という事をせずに料理に入れることができます。
干しあがったニンジンと大根です。
この「干し野菜」を作っておくことで、「もしも」の時にも野菜を食べることができそうです。
嬉しい事に、料理した直後にちょっと残った野菜を干していると、小さな残り野菜がミイラ状態で発見される・・・などという悲劇がなくなりましたw
干し野菜の保管はこんな感じ、上にふろしきをかけて、棚の上に置いています。切らずにパッと使えるので、忙しい時、面倒な時に結構便利に使ってしまうので、まさに「ローリングストック」となっています。
干し野菜の情報は、検索するとかなり出てきます、空気が乾燥しているこの時期に是非作ってみてください。
 
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