引き続きバットマン
今回の敵は初お目見え キング・タット (ヴィクター・ブオノ)
元大学教授であり、学生のデモで頭を負傷したお陰でおかしくなり
自分を古代エジプトの王だと思い込んでいる狂った男
今までのジョーカーやペンギンとはまた違ったインテリなキャラなのです
声の主はジョーカーに続いてまたも滝口順平氏が演じられてます
前エピソードのジョーカーは大木氏でしたが
まさかこちらのキャラが滝口氏に合っているので続けて滝口氏が演じるのを避けて
敢えて前回のジョーカーを大木氏にした…というのは穿ち過ぎな考えでしょうかね?
バットマン憎しの彼は公園にスフィンクスの像を持ち込み
(獣神のようですがスフィンクスには見えません…)
仕込んだスピーカーからゴッタム (ゴッサム) ・シティーを乗っ取ると宣言
バットマンに挑戦状を叩き付けて来ます
わざわざ予告をして来るところなんかはジョーカー達とやることは変わりませんな…
さて、公園の像を調べに来たバットマン&ロビン
仕込まれたナイフで危うく命に係わるところでしたが事前に察知、事なきを得ますが
キング・タットの女部下、王妃役のアラヤーダ (ネーミング…) は捕り逃します
キング・タットの狙いは博物館にありと直感したバットマン、ウエインに戻って急行します
記者を交えて展示物の紹介をしていると王棺の中のミイラが生き返る現象が
ぐったりと横たわるそのミイラこそキング・タットなのでした
ウエインは眠らされ人質として救急車に乗せられアジトの宮殿へ
途中で目を醒ました彼は救急車から脱出しますが
ストレッチャーに拘束されたまま坂道を転がり崖へ…
どうなるウエイン、どうなるバットマン?…というところで続く
さあ、後半
寸でのところで脱出したウエイン、バットマンが助け出したことに
地団太を踏むキング・タット、バットマンは次なる一手を
TVで謎を解明しにエジプトへ行くと…、それはキング・タットを捕まえる罠なのです
バットマン不在の間にもう一度ブルース・ウエインを拉致させようという考え
眠っている姿のウエインの人形をソファーに横たわらせ
護衛の警官に化けてやって来たタットの手下に催眠ガスを使わせ
隙を見てバットマンと人形が入れ替わり、シーツに包んで運ばせるのでありました
ところがここで予想外の出来事が起こってしまいます
バットマンと入れ替わっている事など微塵も思わない手下が
「目を覚まさぬよう念のために」 と
シーツに包まっているバットマンを棍棒で殴って気絶させてしまうのです
開けてビックリ気絶しているバットマン、という訳で
タットをバカにしたアライヤーダと共に拷問にかけられてしまう事態に
壺に押し込められ頭上から小石を次々に落とされ、千個頭に当たると気が狂うという仕掛け
バットマンは気がふれた演技で誤魔化します
してやったりのキング・タットでしたがバットマンと恒例の乱闘に
もう一歩のところで捕り逃がした上、バットマンカーを盗まれる失態
しかししかし、うっかり脱出シートのボタンを押しちゃったタットは御用に
捕まったタットをバットマンはウエイン財団の力で元に戻そうと提案しますが
脱出シートの一件で頭を打って正気に戻ったという意外なオチが付いて終わり~