今回の敵の紹介は画像たっぷりめで
というのも、今回の敵は 百面相 (マラーキー・スローン)
変装の名人なんですが本当の顔は分からず、いつも半透明の仮面を被っております
だからか、本編の配役のところが 「?」 となってました
吹き替えはというと、久松保夫氏
バート・ランカスターやクルト・ユルゲンスといった渋い吹き替えで有名で
TBS開局当時のヒット・ドラマ 「日真名氏飛び出す」 では主演という経歴の持ち主
シリアスな演技しか聞いたことがない氏がバットマンに意表をつかれ
「そりゃないよ~!」 と慌てて笑える場面はある意味貴重かもw
こういう仮面って今じゃパーティーグッズで売られてますけど
時代を先取りしてたんじゃないでしょうかね?
見分けが付かないほど本人ソックリに化ける事もしますが
何故か仮面はそのまま、服だけで “コスプレ” 状態の方が多いかも
パン屋に銀行の警備員、喪服の老女にまで・・・
ところでスタッフのお遊びなのか、百面相がアジトにいるときの姿が意味不明w
赤いアフロヘア―だったり、ちょんまげ姿の悪代官風だったりと必然性が全くないww
何で日本の時代劇なの???
因みに百面相には自称二十面相の女性の相棒がおります
名前はカーメン、これってまんま “仮面” から来てるんでしょうな
彼女も化けるときは完璧に変装するけど、顔を晒してることが多いのは
女性に素顔の見えない仮面を付けさせるのは可哀相だからでしょうか?
二人は手下を従えてコンビで出没します
下左の画像は伯爵夫人とそのお付きに化けて宝石店からまんまと宝石を盗み出すところ
一時はバットマン&ロビンが捕えられ、地下鉄の線路に括り付けられるという
正に危機一髪な状況を迎えることになりますが
ここでも今までの悪女同様、百面相のやり口に反発したカーメンが改心
何とか脱出したバットマン達にヒントを残すという展開
そのお陰で百面相、完璧に化けたはずがバットマンに見破られ逮捕されました
残されたカーメンも更生を誓ってめでたしめでたし
ただ残念なのはこの百面相、本人そっくりに化けても結局バットマンに見破られ
話の広がりが期待出来ないからか、このエピソードのみの出番と相成りました