生きるエネルギーアップをサポートする、生き方モチベーターの滝口です。
セミナーに参加したある男性から、次のような質問を受けました。
「今、やっている仕事が、楽しく感じられないんですね。どうすれば、もっと楽しく仕事をすることができるのでしょうか?」
まず、大事なことは、「人は、どういう時に、仕事が楽しいと感じるのか?」ということです。
・自分の好きな仕事が与えられること
・職場に信頼できる仲間ができること
・上司に褒められること
・昇給すること
・昇進すること
・自分の目標が達成されること
この6つの項目の中のどれかが実現している時に、人は、ある程度、仕事が楽しいと感じることができると言えます。
お気づきの方も多いと思いますが、6つの項目の中の「自分の目標が達成されること」以外は、すべて与えられる項目です。
自分の努力だけでは、実現できない項目です。
一部のフリーランス的な仕事をしている人以外は、自分が好きな仕事だけを選ぶということはできません。
また自分の努力だけで、職場の中に信頼できる仲間を作ることはできません。
また自分が最高の努力をしたとしても、それを正しく評価してくれる上司に、恵まれないということも大いにあります。
自分の努力で勝ち取ることができるのは、6番目の項目の「自分の目標が達成されること」だけです。
しかし、この「自分の目標を達成する」ということも、思い通りにできるわけではありません。
私たちはスーパーマンではないので、思い通りに良い結果を出し続けることは難しいと言えます。
それでは楽しく仕事をするために、どうしたらよいのでしょうか?
私は、今、目指している目標とは別に、「2目(にもく)」という新しい目標を持つことを勧めています。
「2目」とは、次のような2つの目標です。
仕事をする時に、先程の6つの項目に合わせて、「自分の人格を高める」という目標と、「人を幸せにする」という目標の2つの目標を持つのです。
「自分の人格を高める」という目標を目指して仕事をすると、たとえば、上司から認めてもらえなくても、あるいは、嫌いな仕事ばかりを与えられていたとしても、自分の人格が高まっていると思える時、達成感と充実感を持つことができるから、喜びをもって仕事をすることができるのです。
また「人を幸せにする」という目標を目指して仕事をすると、たとえば良い結果が出せない日々が続いていたとしても、お客様を幸せにしている、お客様に役立っていると思える時に、高い自己肯定感を持つことができるので、喜びをもって仕事をすることができるのです。
さらに「2目」を目指して仕事をするメリットは、「2目」は結果目標ではなく、行動目標なので、自分の意志次第で、いくらでも達成できるという点です。
結果目標は、結果を出さないと達成感が得られないわけですが、行動目標の場合は、自分の意志の力で実行さえすれば、即、達成感が得られるわけです。
そういうわけで、2つの目標(2目)を目指して仕事をすることによって、常に喜びをもって、常に充実感と達成感をもって、楽しく仕事をすることが可能になるのです。
【今日の言葉】
「自分の人格を高める目標」と「人を幸せにする目標」をもって仕事をする時
常に達成感が得られ、常に楽しく仕事をすることができる
最後まで、お読みいただいたことを、心から感謝いたします。
少しでも皆さまの心の幸せと生きるエネルギーアップにつながれば幸いです。
尚、この「夢と希望と自信と安心を作ろう!ブログ」は,
毎週日曜日の午後7:00に更新します。
人財育成のジェスリード
営業コンサルタント
滝口 祐幸
尚、人財育成のジェスリードでは、東洋哲学から生まれた「ジャストマインドセット理論」
「ジャストセールス理論」に基づいた「モチベーションの技術」「レジリエンスの技術」
「営業の技術」の研修やセミナーを実施しています。
合わせて、弊社ホームページもご覧ください