生きるエネルギーアップをサポートする、生き方モチベーターの滝口です。

 

 仏教に「一切皆苦(いっさいかいく)」という言葉があります。

 これは「人生は、悩みや苦しみに満ちている」という意味の言葉です。

 

 確かに自分の人生を振り返っても、そう思います。

 「禍福は、あざなえる縄の如し」と言われるように、まさに幸せな出来事が起きて喜んでいる最中に、想定外の問題が生じ、悩み苦しむということが度々ありました。

 

 仏教では、そういう悩みや苦しみに遭遇した時に、次のような4つの方法で対処することを勧めています。

 

 1、善知識に親近する

 2、法を学ぶ

 3、理解する

 4、実践する

 

 このままですと意味が分かりづらいので、私なりに表現を変えたいと思います。

 

 1、信頼できる賢者に相談する

 2、その賢者から幸せに生きる方法、問題を解決する方法を学ぶ

 3、その学んだ方法をしっかり理解する

 4、その学んだ方法を実践する

 

 大きな問題に遭遇して、どうしたらいいのか迷った時は、まず信頼できる賢者に相談すべきです。

 仏教でいう善知識とは、「信頼できる賢者」のことです。

 

 とにかく、頭を抱えるような悩みに遭遇した時は、決して一人で悩まないことです。

 一人で悩み続けていると、その悩み苦しみの渦の中に、埋没してしまうことが大いにあります。

 悩み苦しみの渦の中に埋没してしまうと、激しく回る回転木馬に乗っているように、目が回り、一歩も前に進むことができなくなります。

 

 そのようにならないために、信頼できる賢者に相談するのです。

 賢者に相談することによる効果は、第三者の目線に立てるということです。

 賢者に自分の今の悩みや状況を話すことによって、自分の状態を客観視できるわけです。

 それによって、悩み苦しみの渦の中に埋没することを防げるわけです。

 

 賢者に相談することによる、もう1つの効果は、経験豊かな賢者のアドバイスが得られるということです。

 そのアドバイスによって、自分の知識や経験だけでは思いつかないような優れた方法に気づくということが大いにあるのです。

 

 ただ大事なことは、賢者のアドバイスを学ぶだけで終わらないということです。

 その深い背景や意味を理解するために、じっくり考えるということです。

 

 そして、その賢者のアドバイスを基に、自分の能力や生活状況に合った方法を見出し、日常生活の中で実践するのです。

 そのような自分に合った「幸せに生きる方法」や「問題を解決する方法」を実践することによって、少しずつ事態が好転していくのです。

 

 ただし、この悩み苦しみに対する4つの方法を実践するためには、信頼できる賢者とつながることが必要です。

 信頼できる賢者とつながるためには、信頼できる賢者を見極める目を養うことが不可欠です。

 賢者を見極める目を養って、初めて信頼できる賢者とつながることができるのです。

 

 それでは、どうやって賢者を見極める目を養ったら良いのでしょうか?

 

 それは、「学ぶ」ことです。

 信頼できる賢者かどうかを見極めるための判断基準を学ぶことです。

 このブログも、そのために役立つことを目的にしています。

 

 

  

 

   【今日の言葉】

 

   悩みや苦しみに対する対処法

 

   1、信頼できる賢者に相談する

   2、その賢者から幸せに生きる方法、問題を解決する方法を学ぶ

   3、その学んだ方法をしっかり理解する

   4、その学んだ方法を実践する

 

 

   最後まで、お読みいただいたことを、心から感謝いたします。

   少しでも皆さまの心の幸せと生きるエネルギーアップにつながれば幸いです。

   尚、この「夢と希望と自信と安心を作ろう!ブログ」は,

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