新潟県の古民家を三重県に移築することになりました。
昨年下見してきた古民家が解体され三重県に運ばれて来ました。
内部を解体して現れたケヤキの丸太梁
大きなお屋敷で梁もとても入り組んでいます。
茅葺の下の骨組
今回の解体は地元の業者さんにお願いしました。
手で少しずつ解体してもらいます。
茅を撤去し出てきた骨組み。
複雑に組まれている構造材を一本ずつ外していきます。
丸太一本一本に手斧(チョウナ)がかけられ
外部から見える端部は丁寧に加工されています。
大黒柱、小黒柱は太く、ケヤキ材が使われています。
無事に解体が終わりトラック3台で遥々三重県まで運ばれてきました。
これから新しい場所で蘇ります。
建築時の番付もまだ残っています。
当時の建物は柱が地面に近いため、足元が腐ってしまっているものを
よく目にします。
今回の移築では建物の外周を重点的に基礎を造り、水の浸入を
防ぎます。
そして骨組みを組んでいきます。
次は基礎造りです。
基礎造りの様子はあたらめて書きます。