清貴さんはTシャツの上に半袖のシャツ、そしてハーフパンツ姿での登場。
1曲目はビートルズの「HERE COMES THE SUN」。
そこから「KONA WIND」、「波」、「HONOLULU CITY LIGHTS」、「NOAH~虹の大陸」と、1度もMCを入れることなく畳み込んでいく(忘れてしまった曲についてはホント申し訳ない)。
そして第1部と第2部の幕間?的な感じでもう1つのお楽しみ、スタレビの根本要さんが登場!
と、その手には黒と黄色の横じまのジャンボな目覚まし時計・・・
要ちゃんの出番は30分の時間制限付き、時間になったらベルが鳴る仕組みになっていた。
何せ自身のライブでメンバーの紹介だけで1時間費やしたこともあったそう。
そんな要さんだから無制限に時間やったら、好き勝手に暴れまくりそうだものな。
それでもさすがにシンガーソングコメディアン。
昔、同じコンテストに出場して要ちゃんのバンドが2位で清貴さんのバンド(きゅうてぃぱんちょす)が選外になったとき、2位になった余裕もあって励ましてやろうとしたところ、ドラム(広石さん?)やキーボード(西原さん?)がひどく落ち込んでいる中、リーダーってわけでもないのにみんなを励ますあるボーカリストの話・・・
テレビの歌番組の中継があるのに「ふけようか?」と話し合っているとあるバンドの話・・・
サーフボード持参で新幹線に乗り込んだある男の話・・・
名古屋での「音市音座」で要ちゃんが一青窈さんたちとバカ話をしている中、ある男性アーティストが弾き語りを始めた途端、客を全員持っていかれたという話・・・
色々話して聞かせてくれましたよ。
他にも「スタレビと増田俊郎くらいしか友達がいない」という清貴さんに、「友達といったらスタレビのメンバーくらい」なんて返す要ちゃん。
そんな要ちゃんの出番もあっという間に時間切れ、悔しそうに「これで終わりだなんて思うなよ!」みたいな捨て台詞を吐く根本要。
でも本職はやっぱりアーティストなんだよね要ちゃんも。
清貴さんとバッチリ聞かせてくれました、洋楽2曲(洋楽には疎くてタイトルが分からんのよ、すまん)に「今夜だけきっと」、さらに尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」も。
あっという間の30分、しかも雨でびしょ濡れになってる僕たちファンに「Tシャツも売ってますよ」って、宣伝部長かいな!?
今回のTシャツにはマイクスタンドを手にポーズをとっている清貴さん自身がプリントされていました。
「見えへ~ん!」と客席からクレームが飛ぶと、「買えば見ることが出来ますよ~」って、もう売り込み上手なんだから~。
第2部はオメガ時代の「TRANSIT IN SUMMER」、それから「君の休息」、自分が作曲したのに歌うのが難しくてライブで歌うのは封印していたという「CRAZY LOVE」。
そして「miss dreamer」と並んで清貴さんの歌うバラードの中では双璧だと思う「モノローグ」、ファーストソロアルバム「beyond・・・」に収録された「reflexive love」。
しかし、「モノローグ」では一瞬歌詞が飛んじゃって最初から歌いなおしましたよね~、清貴さ~ん。
「reflexive love」でも2回ほど歌詞が飛んで、さらに1番と2番の歌詞がごちゃまぜになったりしましたよね~、清貴さ~ん。
でもファンというのは本当に寛大なもので、その部分を一緒に歌ってフォローしたりして。
歌い終わった後、両手を前に組んで佇んでいた清貴さん、かわいかった~。
「歌詞が飛んだのは心地よく聞きすぎている皆さんのせいだ!」って、責任転嫁されたけどね、要ちゃんにペースを乱されたのか、それとも前の夜に飲みすぎてお疲れモードだったのか!?
アンコール前の最後の曲は「Paradise」、アンコールの1曲目は「The Dream」、それから「サマーサスピション」、「さよならのオーシャン」、そしてライブの締めは「Livin’ in a Paradise」!
こうしておよそ2時間半のライブは終わりました。
いつもは日比谷野音でのHIGH&HIGHですが、今回は抽選漏れのために大阪での開催。
大阪でのHIGH&HIGHは15年ぶり、たしかあの時も雨が降ってたっけな。
そんな大阪城野音もなくなるという話があるとかないとか。
アーティストを身近に感じることのできる野外の会場なんてそんなにあるわけじゃないんだから、どうか存続の方向で橋下さんや松井さんは考えてほしいな。
帰りは京橋駅近くのお店でロースカツ定食。
大盛りご飯とビールを飲んでなお余りある食欲。
やっぱりライブは見てる方も体力を使うのね、きっと。
来年もこんな気持ちのいいライブ、見に行きたいです。