僕、家元です。
興毅・大毅・和毅の3兄弟が初めて揃って顔を出した亀田祭り2010。
第1試合に出場した和毅は対戦相手のツインズジム(タイ)を3RKOで破り、デビューから17連勝。
WBCユース王者としての力を見せ付けた、といったところでしょうか?
セミファイナルはWBA世界フライ級タイトルマッチ、王者・大毅の2度目の防衛戦。
相手は同級14位のシルビオ・オルティーヌ(ルーマニア)。
試合は最終ラウンドまでもつれ込み、2-1の判定で大毅が勝利。
ジャッジの1人が118-110でオルティーヌを支持していましたが・・・
そこまで点差がつくほどオルティーヌって優勢だったんでしょうかね?
この採点がリングアナから発表されてたとき、若干「えっ?」って空気が漂っていたような・・・
そしてメインイベントは興毅の3階級制覇がかかったWBA世界バンタム級王座決定戦。
相手は同級5位で元WBA世界スーパーフライ級王者のアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)。
こちらも判定に持ち込まれ、3-0で興毅が勝利。
日本人初の世界3階級制覇を果たしました。
ただ、ファイティング原田さんやセレス小林さんは「素晴らしい」「評価すべき」と語っているのに対し、花形進さんは「3階級はすごい」と称えつつも「昔と今とは違う、どんな形であれ残るのは結果だから」と複雑な心境のようです。
確かに今回の相手ムニョスは一時引退していたし、最初に交渉していたのがムニョスより衰えが酷いといわれていたバーラ。
しかも3階級のうちライトフライとバンタムの2つは、正規王者とのタイトルマッチで奪ったものではなく、王座決定戦で得たもの。
でも花形さんの言うとおり、どんな形であれ3階級制覇という記録はこれからもずっと残りますものね。
明日はおそらく「朝ズバ!」に出演して、もんたにヨイショされていい気持ちになるんでしょうね・・・
大毅も今回でフライ級最後の試合になるらしいですが、減量のことがあったとはいえランキング14位の選手に判定に持ち込まれては・・・
しかもジャッジの1人が圧倒的な点差をつけて挑戦者を支持したとあっては・・・
この先階級を上げることになりそうですが、どのみち苦戦を強いられることになりそうかな?
そして「亀田祭り」をテレビで見ていて思ったこと。
リングアナウンサー、紹介が下手すぎ!
しかも何で溝端淳平がリングに上がってるの!?
さらに国歌独唱が竹内力ってどういうこと!?
もう、わけが分からない!