17発目.F1 GRAND PRIX IN SINGAPORE | 僕、家元(時々チキンハート)です。

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「公道に並んだ1500基の照明灯は、闇の侵入を決して許さない。光の国の正義の戦いが、これから始まります。アジアクライマックスラウンド初戦、F1第14戦シンガポールグランプリ決勝レース。F1唯一のナイトレースは、国家規模の一大プロジェクト。シンガポールから衛星中継でお伝えしてまいります。」


「ライトアップされた獅子の都シンガポールに、輝きを返すマシンカラー。20台の運命はナイトアンドデー、昼と夜、逆転のトワイライトアワー。さあ反時計回り、妖しくも危険な遊戯、公道コースへと今マシンが動き出しました。フォーメーションラップへと入っていっています。」


「ラスト4戦で逆転タイトルの可能性消えたディフェンディングチャンピオンが、夜を引っ張っていきますポールポジション、ルイス・ハミルトン。そして、かすかな望みにすがる22歳の才能は、月の光にどう応えてくれるんでしょうか?フロント・ロー、2番スポットからセバスチャン・ベッテル。シーズンクライマックス主役の2人、ジェンソン・バトン、ルーベンス・バリチェロは恨めしく前を見つめて、F1挑戦8年目、悲願へTOYOTA、サムライオンリーワン中嶋一貴、日本・鈴鹿への遥かなる道!星に願いを、月に希望を託す61周、1時間前に沈んだ太陽が再び昇っていく!シグナルオールフラッシュ!第14戦シンガポールグランプリ!さあスタート!」


(実況・塩原哲夫)



残り4戦となった2009年のF1シーズン、鈴鹿での日本グランプリ決勝を1週間後に控えての第14戦目は、マリーナ・ベイ・ストリートサーキットでのシンガポールグランプリ。


モナコグランプリ同様に公道を使ってのレース、モナコと違って抜きどころも多いとのことですが、ナイターということでより難しいのではないでしょうか?


その予選はマクラーレンのハミルトンがポールポジションを獲得、レッドブルのベッテルが2番手、3番手にはウィリアムズTOYOTAのロズベルグという結果に、ドライバーズチャンピオンを争うバトンとバリチェロは、バトンがオーバースピードのミスを犯し第3ラウンド進出ならず12番手(8番手だったハイドフェルドがピットスタートとなったため、1つポジションアップ)、バリチェロも第3ラウンド終了残りわずかでクラッシュ、さらにギアボックスの交換により5番手から9番手にポジションを落とす格好となってしまいました。


そして中嶋がその2人の間に挟まって、決勝レースがスタート。


13周目にTOYOTAのグロックがコース上に部品を落としてイエローフラッグ、21周目にスーティルが他のマシンと接触、そこにハイドフェルドが絡んでフロント部分が散乱、これによりセーフティカーが登場という事態に。


そんな中、ハミルトンが通算11勝目をポールトゥウィンで飾り、グロックが2位、ルノーのアロンソが3位でチェッカーを受けました。


中嶋は今季初のポイントを逃したものの、フェラーリのライコネンを抑えて9位でフィニッシュ、鈴鹿へいい形で繋げました。


そしてポイントリーダー争いの2人は、バトンが5位で84点、バリチェロが6位で69点と、その差は15点となりました。


さあ次は3年ぶりに鈴鹿の山里にエンジンサウンドが轟く、日本グランプリです!