【幸村】
PHP文芸文庫
【著】嶋津義忠

真田幸村を題材にした時代小説。
著者は、真田十勇士の真田幸村が好きなのかなと思った作品。
真田十勇士の中の忍び二人にはドラマを描いていたので、恐らく著者は大分好きなのかなと感じた。
あと数人の十勇士を登場させているが、あまり効果的な使い方ではなかった気がする。
恐らく著者は、戦国武将の中で島左近も好きな人物だったと思われ、わざわざ、死んだはずなのに生きていた設定にして登場させているが、あまり効果的な印象はなかった。
忍びなのに人を殺さない設定もなかなか不思議と、色々と思う事はあったが読みやすい作品でした。