4月17日リリースのニューアルバム「DUO」と向き合う毎日。
1日おきにレコーディングしつつ、合間を縫って取材や打ち合わせをしてます。
精神的にも体力的にも決して余裕があるとは言えないスケジュールですが、
楽しい!と思えるのは続々と完成していく曲たちが、本当に素晴らしいものだからです。
早く届けたいな。反応が知りたいな。
そして今日初タッグを組ませて頂いたアーティストさんが発表になりました。
「Tokyo Rendez-Vous」のMVを観て以来King Gnu のヘビーリスナーですが、
ライブに行った時、この方が作った曲を歌ってみたいなと思って。
念願叶って常田さんに「overflow」という曲を作っていただきました。めちゃくちゃ、かっこいいです。
年齢2つ違いですが、同世代な感じがあまりしなく、
音楽で自分を成熟させて来た方なんだぁと感じました。
そして小谷美紗子さん。
実際お会いすると曲を聴いていた時の印象とはまた違った雰囲気をまとっていらっしゃって。
さらに心惹かれました。
子どものように澄んだ歌声とは対照的な歌詞。
曲を作っていただく前に打ち合わせもしたのですが、
もっとラフに色んなことを話せたらと二人でご飯に行きました。
目の前にいるのにいないような、時折小谷さんの向こう側の景色が透けて見えてしまいそうな、感じ。
小谷さんの笑い声が好きです。
出来上がった曲をはじめて聴かせて貰った時、
小谷さんの目に私はこう映っていたのかって、自分でも知らなかった自分を知れました。
「JIKU」これからもずっとずっと大事に歌う曲。
そしてこの楽曲のレコーディングを終えて、
私が作詞作曲した曲のアレンジもお願いしました。
小谷さんがサウンドプロデュースしてくれたから、
あの曲はちゃんと少女から女性になれたんだと思います。こちらもお楽しみに。
相対性理論のメンバーでEmi MeyerやTHE BEATNIKSのギターサポートなどでも知られている
永井聖一さんにも「Neon Nights」を作っていただきました。
以前から曲を書きたいと言ってくださっていて、このアルバムでそれが実現して嬉しいです。
もし私が、永井さんが好きな80年代を描いた映画の主題歌を歌っていたらどんな曲なんだろう?というところから
「Neon Nights」を書き始めてくださったようで。
とても可愛らしいメロディと言葉をプレゼントしていただき、最初それをキュートに着こなして歌っていたのですが、
可愛い曲を可愛い女の子が歌っている曲もいいけれど、可愛い曲を男の子が歌っている曲があってもいいじゃないか!と思って。
当初設定していたキーからあえて半音下げて歌うことにしました。
化学反応を経て全く違う次元の現在進行形でワンアンドオンリーな曲になったと言っていただけて挑戦して良かったと思ったし、
何より、レオさんの声はものすごく沢山のジャンルに響く声だと思う、と言っていただけたことが本当に嬉しかったです。
デモをやり取りする中で、私が歌詞に託した歌心を敏感に感じ取って
アレンジに反映してくださって驚きました。
そして、まだここには書けないですが、数多くのクリエイターの皆さんとも曲を作ってます。
アルバム「DUO」自信作です。
時代を驚かせられる仕掛けが沢山、です。
楽しみにしててね。