竹宮恵子さんの漫画「風と木の詩」を読みました。
本当に、このタイミングでこの作品に出逢えて、
よかったです。
色んな想いがあって、2nd Albumのタイトルを「a boy」にしましたが、
やっぱり、あれは必然だったのだ、と改めて確信しました。
女の子は、永遠とか愛とか命をかけるとか、そんな甘い言葉が大好きだけど、
でも、同時に、そんなもの絶対信じるもんか、とも思ってます。
だからこそ、少年ジルベールとセルジュの深い結びつきに心打たれるのです。
子供は自然と大人になるものだ、と、当たり前に思い過ぎちゃ、きっと、駄目です。
子供が大人になる事を選ばない事だってあります。
その時に、遅れをとらないようにって、
手を引っ張って、急いで形だけの大人に大人がしてしまうのは、
すごく、悲しい事です。
言葉を失って、世界を拒絶します。
合体と融合とねじれで、少女は出来てる。
それを多分凄い苦しいんだろうけど、
周囲は、目を見開き見届けてあげる事が、きっと、愛です。
あー、難しいけど、
この気持ちを、いつもでも、忘れずにいようと思います。