レンタルDVD屋さんが、すごく好きだ。
2、3時間なんてざらだ。
毎回、家に連れて帰るDVDは、お店に入る前から大体決まっているのだけど、棚に並んだ作品のタイトルを流し読みしながら、気になった作品を手に取って、あらすじをじっくり読み、パッケージをじっくり、感じる。
面白そう、と思っても、その日の気分もあるから、またいつかね、って元の場所に戻しながら、頭の隅に作品のタイトルをメモする。
前の時の発掘分が、次の時に連れて帰るDVDになる、という、ローテーション。
時間が勿体無い、と言われそうだけど、勿体無い、から、色んな感情が生まれる気がする。
日頃、街を歩いていても、電車に乗っていても、テレビを観ていても、色んなツールで、色んな商品や作品が宣伝されてる。
でも、道行く人たちは、それを宣伝、とすら思ってない。
意識が他にあるから。
学校に行く、会社に行く、遊びに行く。
一応、目で観て、耳で聴いてはいるけど、それは、右から左に流れているだけだから、悲しいけど、届いていない、と同んなじだ。
だから、右から入って、左から抜けて行くその間に、少しでも何か残して、意識に問いかける。
だから、映画にしても、音楽にしても、タイトルってやっぱり大事だと、改めて思う。
人の無意識に、抵抗出来る言葉が欲しい。
覚えやすい方がいいけど、簡単過ぎてもつまらない。
そういう意味で、DVD屋さんは本当に面白い。
流し読みする中で、手に取ったタイトルのパッケージを見て、まただ!って。
毎回なんでこの作品を手にしてしまうんだろう、とか。
趣味嗜好もあるだろうけど、私の無意識に問いかけてくる作品の監督、脚本家、原作者って、同じ方だったりするから、発見がたくさん。
わー、またこの方だ、とか。
勝手に親近感。笑
そうやって考えると、やっぱり、作品のテーマって、本当は身近なところにあるのかもなぁ、って。
さて、今日はテレビ東京さんの『プレミアMelodix!』が放送されます。
深い時間ですがよかったらみてください。
そして、明日は、都内で、ゲリラライブを予定しています。
が、場所はまだ秘密です。
明日18日の11時発表なので、お近くの方は是非。
会えたら運命かもね。笑