今日は朝から取材でした。


気づいたら、もう夜。


あっという間に年末になりそうで、少し怖い。


最近出会った三島由紀夫さんの、『やたらと人に弱味を曝け出したがる人間のことを、私は躊躇なく、無礼者と呼びます。』という言葉。


私、暫く考えた。


私が歌っている事を言葉にして、相手に伝えようとすると、やっぱり、そうなってしまう部分があるのかなぁって。


難しいなぁって。


でも、こんな未熟な私の気持ちを、一生懸命知ろうとしてくれる方が目の前にいて下さった今日、私、無礼者でもいいや、って。

明るい、当たり障りのない言葉で自分の音楽を伝えたくない。

悲しい響きの言葉ばかりだと、仮に思われても、それだけのモノを込めてる証拠なんだもの、仕方ない。


なので、美しく、動じずに、綺麗に生きるのは他の方に頼んで、私は、右へ左へ落ち着きなく動いて傾いて、しがみついて、生きてやろうじゃないの!って、変にポジティブになりました。笑


三島由紀夫さんは大好きなのだけど、名言は、その人なりの解釈があっていいものだと思う。


否定じゃなく、寧ろ逆で、私は、三島由紀夫さんに素敵な事を教えて貰った。


たくさん、たくさん、本読みたい。