スタジオで朝を迎えて、ジムに行って、またスタジオに戻って制作、という体に良いのか、悪いのか、よく分からない生活リズムになってきていますが、やっぱり、音楽を学べるって、楽しいです。
たくさん食べて体調を整えてます。
ただ、地下にこもりっぱなしだと、感情の浮き沈みが激しくなるので、そんな時は、最近読んだ灰谷健次郎さんの『太陽の子』で心の洗濯をしています。
ひとつ、ひとつ、の言葉がじんわり広がって、どうしても、涙してしまいます。
中でも、好きなのが、
『みんなは、わたしをとてもかわいがってくれます。
わたしをかわいがってくれる人を、わたしがよく知らないとしたら、わたしはただ、人に甘えているだけの人間になります。
わたしをかわいがってくれる人は、わたしをかわいがってくれる分だけ、つらいめにあってきたのだということが、このごろのわたしには、なんとなくわかるのです。
だから、わたしはいっそう、みんなのことを知りたいのです。 』
主人公である、小学六年生のふうちゃんの言葉に胸を打たれました。
優しい人って、悲しみを繰り返して来た人なんだなって。
だから、親切にされたら、真っ直ぐ目を見て、心使いと、その方の過去に、ありがとう、って、伝えたいな、って、思いました。
制作頑張ります。