映画「17歳のカルテ」を観た。
現実で上手くいかないことがある。=死にたい。
に、直結する時期。思春期。
学校で嫌いな友達のことを何故か放っておけずに、
必死に好きになって貰おうとしている自分の滑稽さを感じた時、
夕飯がイタリア料理やフランス料理じゃなくて、かぼちゃの煮つけと煮魚だった時、
赤い口紅を塗った人が、大きな口をあけて笑っているのを見た時。
こんな理由で、って言われるかもしれないけど、
こんな理由、でも、タイミングが重なってしまうと、十分な理由になってしまうものなのです。
その気持ち分かります。
私も、そうだったから。
でも、それはあまりにも浅はかで、悲しすぎます。
本当は、ちゃんと、知っているはずです。
自分の思い通りに行かない現実や、環境にぶつかって、「死にたい」って言う。
でも、それは、「死にたい」じゃなくて、現実や、環境を「変えたい」ってことでしょう?
それは、「死にたい」じゃなくて、「生きたい」っていうんだよ。
大丈夫だから。
ずっと、音になって傍にいる。