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みんなからの、メール、手紙。


写真に入りきれていないものもありますが、

全部、全部届いています。


ありがとう。


嬉しかったことのおすそ分けが届いたり、悩みを打ち明けてくれたり、

想いを綴ってくれていたり。


どれも、1つ1つ、心がこもっていて、

あたたかい気持ちになります。


そして、最近、受験を終えた人たちから

色んなお知らせが届くようになりました。


志望校に受かった、努力が実った、あの2文字を掴んだからLIVE行くね、

と弾んだ文字を見ると、自分のことのように嬉しくなります。


受験生のみんなは、大好きな音楽やテレビ、パソコン、カラオケ、小説、漫画、部活動。


遊びたい気持ち、趣味に打ち込みたい気持ちを、

なんとか押さえて我慢して、勉強机に向かってペンを走らせていたんだよね。


おめでとう。


そして、お疲れさま。


でも、「合格」があるなら、やっぱりその反対もある。


努力が足りなかったの?、あんなに頑張ったのにどうして?、

自分の力ってこんなもの?、勉強していた時間は無駄だったの?、って。


私ね、高校受験してないんだ。


色んな理由があって、中学受験をしたの。


でも、中学から受験を考えている子って本当に小さい時から塾に行っているから、

6年生の途中からいきなり入ってきた私が、授業についていけるはずもなく。


もう、全然、ついていけなくて。

テストの結果は容赦なく張り出されるし、本当にイヤだったなぁ。


でも、色んな経済状況の中で塾に行かせてもらっているの

なんとなく分かっていたから、小学生なりに、やってた。


受験本番の時、緊張したけど、無事に終わった。


ほっとする暇もなく、合格通知が順々に届くようになったんだけど、

すべり止めで受験した学校しか受からなかったんだよね。


みんなと同じように思ったよ。


時間が無駄だった、って、自分って頑張ってもこの程度なんだ、って。


でもね、入学して中学生活を送るようになって分かったんだ。


無駄じゃなかったし、私、この学校に来られて良かったなぁ、って。


第一志望に受からなかった時は確かに、悔しかったけど、

ちゃんと意味があって私はこの学校に来たんだな、って思ったよ。


誰もが自分が思い描いた夢に辿り着くために、

より早く、的確な道を行こうとする。


素敵なことだと思う。


でも、その道が断たれてしまったからと言って、

全部が終わってしまうわけじゃない。


夢への最短距離の道が閉ざされても、他の道がある。

遠回りすればいい。


無駄なんかじゃない。


絶対に、その遠回りの途中で、

最短距離の道で拾えなかったものを、手に出来るよ。


だから、大丈夫。