流星が流れるからって体育座りで、夜空を見上げていた。


上を向いても向いても星が瞬いているから

どこが真上か分からなくなって、バランスを崩して寝ころんだ。


力が抜けた。


歯を食いしばっていたせいか、息をするのも忘れていたみたい。


握り締めていた掌を、思い切り伸ばして空に、こんにちは、する。


簡単すぎて、単純すぎて、可笑しかった。



「今眺めている星って、地球以外で暮らしている「人」だと思うんだ。


だから地球じゃない場所で空を見上げると、地球にいる私たちが星になって見えるんだよ。」




必死に机に向かっている受験生さん。


ため息を飲み込みながら、スーツを引きずるサラリーマンさん。


毎日家事を頑張っている主婦さん。


部活や、学校生活を頑張っている学生さん。


自分以外の誰かに、一生懸命になっている皆さん。



17才の私から言われても、おいってなるかもしれないけど、

でも、必ず誰かが見てるよ。


孤独に負けそうになったら、星を見上げてみて。


地球以外に住んでる誰かが、絶対にあなたの頑張りを見ているから。


私、家入レオも、傍で歌になっているからね。