緑は街にあるけど、全て人が楽しむ為だけに人が手を加えたものであって、
本当の意味での自然が見当たらないかもと不安になった。
いつのまにか機械を操る側ではなく、操られている側になっているかもしれないと、
感じた渋谷のスクランブル交差点での信号待ち。
寄り道の途中、偶然見つけたお焼き屋さんで「1人暮らしなんです」呟いたら、
無愛想なおばあちゃんが黙ってお焼きをおまけしてくれた。
Suica落としたことに気付かず歩いてたら、「お姉ちゃんっ!」って声がして振り向いたら
息を切らした女の子が届けに来てくれた。
全部、全部、このおもちゃの模型みたいな街で起こった出来事。
どんな場所よりも夢を見させてくれて、どんな場所よりも現実を突き付けられる場所。