「八日目の蝉」
元々原作を読んでいたのですが、映画をずっと見れてなくて、やっと見ました。
逃げて、逃げて、生きて、生きて。
豊かとは言えない生活で、人目も気にしなくちゃいけない、でも、この子がいれば幸せ。
母が港で警察に捕まる場面で、警官にもみくちゃにされながら
「待って!その子まだご飯を食べてないの!」というシーン、涙が止まらなかったなぁ。
母が子を想う気持ちの重さってこんなにも凄いのか、と。
自分が捕まりそうな時に、子供の心配をするなんて・・・。
無償の愛って本当に美しいよね。
一緒にいられるだけでいいのに、特別な事じゃないのに、引き離される2人。
この作品を見て、幸せって当たり前のものじゃないな。と改めて感じた。
幸せって、シャボン玉みたい。
青空を煌めく風景は素敵だけど、いつ割れるかドキドキしてなくちゃいけないから。
でも、それでいい気がする。
当たり前になっちゃいけないものもあるよね。