【映画 発掘 ieiga2014 】

【映画 発掘 ieiga2014 】

映画ファンのたの未公開映画を発掘するプロジェクト
日本で公開される作品は年・約400 本と云われますが、未定作品も多々あります。皆さんが知っている作品、皆さんが製作している作品の公開を目指すキッカケとなるブログとします。

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ダークマン/リーアム・ニーソン,フランシス・マクドーマンド,コリン・フライエルス


【お知らせ】
仕事の都合により、更新が空いております。
ペタ設定を取り敢えず外してみます。
今後も、その都度更新します。私は、出来る範囲で皆様方のペタ・いいねをつけて行きますので、よろしくお願いします。

仕事の研修期間があり、それでも音楽ブログの方は、ほぼ毎日更新しているのですが、映画は仕事との思いもあり、ブログは短文で、これまでの経験・私見を皆様に楽しんでいただくために書いているのですが筆不精です。
 音楽は瞬間の感性、映画は知・血であり思想的な感性ですね。映画については簡単に文を綴るレベルには、到達していないようです。



 ホラー・スプラッター映画は苦手で観ることが少なく、仕事としても、あんまり関わった事がないのですが、サム・ライミのデビュー作の81年(日本では85年)『死霊のはらわた』は80年代のスプラッター映画のブームをつくた作品ですので、企画上映やレイトショーで写しました。

『死霊のはらわた』は、興行日の前までにテスト試写として、フィルム点検を兼ね写しますが、フィルム状態が最悪でいつ切れても可笑しくない状況で、映写室の窓から、こわごわ映画を観て、話・ストーリーも追いましたが、寂しい人間の話と気がつきました。



そのサム・ライミ監督の91年の作品が『ダークマン』です。主演は93年『シンドラーのリスト』でブレイクする前のリーアム・ニーソンでした。





ダーク・ヒーローもので、伝統的にユニバーサル・ホラーと呼ばれる映画会社ユニバーサル・ピクチャーズの作品でした。予告編で75周年のロゴが見えますので、20世紀初頭から、映画の創世期から活動している会社です。格調のある作品もありますがエンタメの作品が多いので、『ダークマン』はその流れをしっかり受け継いでいると思います。

でも、『ダークマン』は何か安ぽくチープなカンジですが、大袈裟で、これがかなり面白いのです。嫌いでこわごわ観た『死霊のはらわた』と共通して、人の悲哀を画として描写するサム・ライミ監督を素直に受け入れることができた作品となります。

シチュエーション的には、市政腐敗に巻き込まれた男の復習劇ですが、物悲しく、これも私の好きなマカロニ・ウェスタン調の劇画風でもあり、悲哀モノと感じました。


この時期のサム・ライミ監督は80年代のデビュー作の『死霊のはらわた』で編集として、ジェエル・コーエンをあたらせています。

2作目は、これも評価が高いコメディスプラッターの85年『XYZマーダーズ』の脚本でコーエン兄弟が担当になっていますので、製作では質の高い仲間に恵まれています。


このあと90年代にホントの西部劇の95年『クイック&デッド』で、脇役が凄くて肝心の主演シャロン・ストーンが女優の殻を破ろうとする元気はカンジましたが、個人的にはイマイチと思いました。又、興行的に厳しいかったと思います。

21世紀になってサム・ライミ監督は、マーヴェル・コミックス原作の『スパイダーマン1・2・3』で大ヒットでした。マイナー志向でカルト的映画としてファンが多いサム・ライミ監督が、メジャーとして世界にメガ・ヒットでしたが、映画内容は劇画風で悲哀的、サム・ライミ監督の作品との思いでした。




と云うことでおまけはコメディも得意との思いで!
スパイダーマンのような製作費をかけなくても、面白い映画はできるのですね。


『CRIMEWAVE:XYZマーダーズ』 trailer





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私は、映画業界、特に興行・宣伝に関わる仕事をしてきましたが、今度は映画を創る人、出演する人、手伝う人を応援する仕事を致します。
志命と思い、皆さんの作品が皆さんに観やすく、公開される事に努めます。