神奈川県横浜市の古民家修復工事
今日は、曳家4名+大工2名+女子大生(さいたまものづくり大学からの研修生)の7名体制で・・
曳家チームは2度目の資材搬入。
今回は鉄板を敷いていただいているのと、7トンユニック2台だったのでスムースでした。
ひたすら鉄骨の仮設の土台を組んでゆきます。
この鉄骨が曳家する際の御神輿の台座でもあり、家起こしをするための反力確保の支点だったりするわけです。
曳家をする際の鉄骨組みは、単なる嵩上げ用と違って、その鉄骨を基準にレールを敷きますから、幅や角度はかなりシビアに測りながら決めてゆきます。
それでも大工さんの都合で組み直しも出てきます。
このような現場では仕方ありません。
画面後方に枕木を組んでいるのが見えます。
傷んでいる柱の抜き替えの為に梁や桁を突いてゆきます。
これが地味に楽しい作業です。
どこを突けば荷重を逃がせられるか?
大工さんの作業がしやすくて、尚且つ、安全に持つことの出来る場所を探してゆきながら・・
かつお大工に「おお!!こんな風に持ち揚げたがや!」と驚かすために試行錯誤します。
やりたいことをがんがんやっていると資材が足らなくなるかも?
鉄骨の高さとかも相当、考えてます。