擁壁のそばで、半分が傾いているお家を直しています。 | 曳家岡本のブログ

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東日本大地震以降、ご招聘いただきましたら全国で曳家・家の傾き(沈下修正工事)、家起こしなどをさせていただいている曳家職人・岡本直也の現場と時々(笑)子どもの悩みを書いているブログです。

故郷・高知県一宮にて沈下修正工事をしております。

今回は擁壁側にお家の半分が傾いたものを直す沈下修正工事+抜けた土台を締め戻す作業をしております。

ご覧のように、床下に羽子板ボルト、13ミリ全ネジボルトを貫通させまして、動かない部分からナットを締めこみます。

実は、このブログでカッコ良くビフォーアフターを掲載しようと、ちょっとだけ残業してもらって頑張ったのですが・・

勝負に負けました。今日のところは・・・

もう2本、ボルトを増やして、締め直します。悔しいです。暑いので扇風機持ち込みです。

沈下修正は、風呂、トイレなどが絡まなかったんで、今回は僅か3日間で終わったんですが・・引き締めるのに準備も含めて4日間もかかってます。とほほ。

床下から、汗と泥だらけの素敵な男たちが出てきました(汗)

 

これぐらいの工事だと、地元だけ出張経費とかもかからないので、天端のコンクリート詰め、鋼製束への交換も含めて、だいたい150万円程度です。

擁壁のそばで半分くらいだけ傾いている方は、ご検討くださいませ。

 

「曳家岡本」HPにも価格について書いてありますので見てください!