日光市霧降高原
パラオは日本が統治する以前ドイツの植民地だった。
スペインやドイツからもたらされた疫病に感染した現地人は医療を施されず人口の9割が死亡した。
ドイツはココナッツ、タピオカの原料(⇩後述)の栽培、リン鉱石採掘などの産業振興を行ったが、ドイツの人員はほとんどないにもかかわらず、パラオがもたらす利益はドイツ人に独占された。
スペインや日本の遺構や遺跡は数多く残されているが、ドイツの遺構遺跡はほとんど残されていない。つまりドイツの他の植民地と同様に、利益の収奪はするが道路や水道などのインフラなどを施さなかったのだ。
そしてパラオ人への学校教育もほとんど行わなかった。
引き継いだ日本が教育、医療、インフラを施し、現地人の人口をかつてない程に増加させた。
戦後も援助を続けている。
しかしそんなパラオに対して、ドイツからは代償も謝罪も無い。
ドイツも日本と同様に先進国へ返り咲いたのだから、パラオへの手厚い援助を希望する。
(タピオカとはポルトガル語でキャッサバの根茎から製造されたでん粉また、それを使った料理。飲料などに入れられる球状の加工品は「タピオカパール」、それに加工される前の刻んで乾燥されたキャッサバは「タピオカチップ」と呼ばれる。)
南海を泣くがごとしや夜這ひ星 をさむ
横浜市桜木町