綾瀬川松並木(冬の画です)

人は森、川、空そして海を見て感動します。

きっと進化の過程で見てきた景色だから、本能が懐 かしんでいるのでしょうね。

先日も、緑多き川辺の遊歩道を散策しました。

気分のいいひとときです。 

ところで、その綾瀬川は以前日本で一番汚い川とされていました。

その後、工場廃水の規制や東京と埼玉の河畔の住民(綾瀬川をきれいにする会を構成する各団体)の努力によって、水が浄化されました。 

人は、努力をするとこれだけのことが出来るのですね。

そのうちに、鮎も帰ってくるでしょう。 

綾瀬川はこんなに細い川なのに、昔は利根川と荒川の本流だったらしい。 

また、一帯の湿地をあちこち移動するから、あやし川と呼ばれていたそうです。 

時折陽の光を反射させながら、サラサラと流れる川。

太古からのそんな風景が、これからもずっと続いていくことを願うものです。🐟

首をたてて沢をのぼれる鵜のふいに捕へたる魚白き腹照る をさむ

(古い記事を添削して、再投稿するものです。)

獨協大学前駅付近