ウォーキングコースに八重のむくげが咲いていたので、カメラに納めました。

八重も美しくはあるけれど、やはり、私は、一般のむくげのほうが可憐でいいように思います。

ところで、先ほど、CDを買った帰り道、いつものラーメン屋に寄りました。

のれんをくぐり、明るいとはいえない店の中に入ります。

奥の方で80歳ぐらいの親父さんが「いらっしゃい」と挨拶をします。

彼は、厨房の奥にいる同じぐらいの年齢の奥さんと仲良く店をきりもりしています。

私は、メニューには目もくれず、(醤油)ラーメンと餃子を頼みます。

しばらくすると、湯気の立ち昇るラーメンが運ばれてきます。

サッパリしているが、いろいろなものが煮込まれているらしいコクのあるスープ。

そのスープの中に、細い麺が浸っています。

そんな昔風のラーメンを食すのが、私の楽しみの一つになっているのです。

やがて、餃子がやって来ます。

餃子も大好きなフードの一つです。

ちょっと焦げ目があって香ばしい。しかし中味は柔らかい。

ソバと餃子を交互に食べる。こんな贅沢はありません。

このごろ、私は、レストランや酒場のフーズよりそのラーメン餃子の方が美味いと思うのです。

スープを飲み干し、満足して、700円をテーブルにおき、店を出ます。🍜

八十竿(やそさお)をい鳴らし来たる余寒かな をさむ

(パソコンのファイルにある、昔ヤフーブログに投稿した記事の、下書きの一つです。この中華食堂は、もうありません。記事は、まぼろしの、店内のシーンになりました。)