日本の最先端技術にロボットがありますが、それは大きく五種に分けられます。

1、産業 医療ロボ。世界中のいろんなところで活躍しています。近隣国のほとんどの車両が、日本製のそれによって、生産されているようです。

2、人型ロボ。世界最高傑作といわれるアシモは、繊細な指を持ち、ランニングが出来て、五ヶ国語を同時に理解するそうです。アトムに近付いていますね。

3、 装着型ロボ 。1に重なりますが、身に着けて使用するものです。手足の機能を何倍にもアップさせ、重労働やリハビリの手助けをします。

4、搭乗型ロボ。いろんなアニメに登場しますね。

5、無線操縦型ロボ。子供の頃見た漫画の鉄人28号を思い出します。

この4及び5にあたるロボットが水道橋重工の「クラタス」です。

それは全高4メートル、重量4トン、油圧駆動30ヶ所、四輪自走、ノートパソコンによる遠隔操作も可能なロボットです。

このロボットは、アマゾンにて1億2千万円で購入できるそうです。すごい時代になりましたね。

そんなクラタスにアメリカの「メガボッツ」から挑戦状が送られてきました。

しかしあまりにもしょぼい。メガボッツは、クラタスのような組み打ち自在なアームを、持っていないのです。

挑戦者は飛び道具だけで勝負するつもりだったらしい。それでは大型ロボットの戦闘らしくないから、クラタス側が承知しません。

両者は話し合いの上、一年の準備期間をおきました。

その間にメガボッツ陣営はスポンサーや技術協力を募り、それに成功しています。240万ドルのシード資金を調達し、NASAまでが協力を申し出たそうです。

その改良型メガボッツは最終的に6.8トンになるそうですが、比べて新型クラタスは10パーセント増しの4.4トン。これで勝てるのでしょうか。

まあ、あまり勝敗にこだわらず、人類が新時代に突入したことに喜び、ハイテク大型ロボによる格闘技を楽しみましょう。




標的は小指がほどや雪の原   (をさむ)