大正琴は、大正元年名古屋の森田屋旅館の長男である森田吾郎(本名 川口仁三郎)により二弦琴とタイプライターのキーをヒントに開発されました。

安価なのと、鍵盤があるので扱いが比較的やさしいのとで、アマチュアの趣味の楽器として広まっていきました。

私自身も少時小遣い銭をはたいて購入し、遊んだ記憶があります。

やがて海外にも普及し、現在インドでは「(インド)バンジョー」として、アフリカでは「タシュコタ」として親しまれています。

ただ、私個人の見解を述べれば、大正琴はギター・三味線・琴のようにチョーキングが出来ないから、表現力に限界があります。

チョーキング機能が開発され、それにより現代の音楽にマッチしたサウンドが出せるようになれば、前述したようなパーフェクトな楽器の仲間入りをすることでしょう。🎸✨





鍛錬の汗は汝(な)に褒(ほ)められたくて をさむ