ホームセキュリティの設置は不安の裏返し?今回は兄にいわれた言葉から、ホームセキュリティについて考えてみましょう。
お正月に家族で集まったときに兄がこんな話をしていました。
「ホームセキュリティを設置しようと思ったんやけど、値段が高いやろう?あれなら違うことにお金をまわすわ」
兄は現在東京の郊外に一戸建てを建てている途中で、家の防犯についてもいろいろ考えたそうです。
東京では超がつくほど人気のエリアで、治安はそれほど悪いわけではありません。結局夜でもLEDライトを点けて誰かが起きている風に見せるようにして、防犯対策をすることにしたそうです。
ちなみに兄は日本でも有数会社に勤めているのでお金がないわけではありません。私の何倍もの稼ぎがあります。(私が稼いでないだけ?^^;)
ですからセコムにしろアルソックにしろ、ホームセキュリティを導入するお金の余裕がないわけではありません。
なのにホームセキュリティの導入を見送った兄。
かたやそれほどお金は稼いでいないけどホームセキュリティを設置した私。
ふたりの防犯に対する意識には大きな隔たりがありました。
防犯って結局イメージの問題が大きいと思うんですよね。イメージをもうちょっと分かりやすくいえば妄想って感じでしょうか。あまり良い意味ではないですが、それが一番しっくりきます。
「こうなったらどうしよう」「あんなことが起きたらどうすればいいのか」とあれこれ思いを巡らせることが、防犯対策の第一歩で、自分が「危ない」と思うことを防ぐための術をいろいろやっていけばいいのです。
ですからその妄想をするかどうかで、どこまで防犯したいかが決まる気がします。
兄はどちらかといえばポジティブな性格。あれやこれや考えるのが面倒で「どうにかなるやろ」が口癖です。
一方私は超がつくほどネガティブな性格。自称・妄想暴走王で、あれこそ考え出すと不安で仕方がありません。
そんな私だからこそ、ホームセキュリティを設置して、少しでも不安を解消したいのだと思います。
この話にはどちらが正解なんてありません。
ただ家や家族を守るために、できる限りのことをしておきたい、私の想いはそこにあります。