住まいの段差処理 | 酒井設計ブログ

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酒井利美
建築設計、確認申請、検査
民泊セカンドハウス

● 住まいの段差処理

こんにちは。酒井利美です。

住まいの高さとは通常、基礎そして土台、床下地の合板、フローリングを足した高さになります。

設計する際の参考例をご紹介しましょう。

例:基礎の高さ
GL(じーえる・地盤面)       ±0mm
基礎コンクリート(土間)      +50mm
基礎コンクリート(立ち上がり)  +400mm
基礎パッキン            +20mm
土台               +105mm
床下地合板             +24mm
フローリング厚           +12mm
計(1FL:GLから1階までの高さ)  +611mm

となります。

611mmですから地面から考えると意外と高くなりますね。

この意外と高いこの段差を、どのように処理して行くかが、快適性を保てるかどうか分かれ道となります。

「玄関」は、毎日出入りするところなので、できるだけラクに出入り出来た方がいいのは当然と言っても良いでしょう。

外から玄関にかけての段差処理は、忘れてはならない住宅知識のの基本となる部分です。