きのうは、

こちらの学校にお邪魔して参りました。

 

 

 

佼成学園中学校・高等学校。

(杉並区和田。最寄駅:方南町)

 

ブログタイトルが

「46-3」となっておりますが、

 

これは、こちらのご紹介記事が

「3回目」であることを示しております。

 

 

過去2回、こちらのブログで

学校のご紹介記事を書いております。

 

未読の方は、ぜひどうぞ♪

 

 

「2023年レポート」

 

「2024年レポート」

 

 

ここ数年で、

とんでもなく

人気が急上昇している男子校。

 

入学希望者増加にともなって

入試難易度も高まり、

もはや「難関校」の部類に入りそう。

(現高3生は、中学入試時偏差値41~45

くらいの層だったのが、

現中1生は偏差値59~66。。。(首都圏模試))

 

2025年度大学受験では

東大現役合格(理Ⅰ)も輩出。

進学実績も確実に伸びています。

クラッカークラッカークラッカー

 

 

今回うれしかったのが、

コース別の大学進学状況を

いただけたこと。

 

 

同校の高校部は

「難関国公立コース」

「グローバルコース」

「総合進学コース」

3コースで編成されます。

 

 

身もふたもないハナシを

書いてしまいますと、

 

上位コースの子は

一般入試で難関校実績を稼ぎ、

下位コースに子には

「指定校推薦枠」をあてがい

学校全体の「合格実績数」をかせぐ

 

…というような学校もあるようですが、

 

 

同校のコース別進学状況をみますと、

3つのコースすべてで

早慶上理の合格者が出ているんですね。

入学の仕方も、

さすがに「グローバル」はその特性上、

総合型選抜での進学が多めだけど、

「総合進学」でも一般受験での進学者が多い。

 

つまり、

学校も生徒さんたちも

「自分のやりたいこと」ができるコースを

しっかり選んで入学し、

そこでの学びを、

しっかり自分の進路につなげている

ということなんですね。

 

 

 

 

…と、ボクらしからず

大学進学のハナシを

先に書いてしまいましたがアセアセ

 

 

そんなことより、

 

同校のアピールポイントは

「探求」と

「アントレプレナーシップ」。

 

 

特に、

「アントレプレナーシップ教育」については

学校説明会で紹介すると

「おとうさん」に「ささる」内容とかで、

ボクが聴いても

たしかに「ささり」ますw

 

 

 

 

今回、生徒さんたちが

ボクらの前で

それぞれの活動報告を

プレゼンしてくれました。

 

 

 

これが、凄かった。。。

 

 

探求活動について

プレゼンしてくれた高3生は

すでに国際シンポジウムで

最優秀賞を受賞している。

 

そのテーマは

「世界の伝統的な笛の

多様化の要因を考察する」。

 

笛という、

ただの筒からなる楽器、

古代からそれはみられるけど、

世界中にある笛に

どのような違いや要因があるのか。

 

どうやら

「笛」については

詳しい文献が乏しいとのことで、

彼は「学際的研究=Interdisciplinary」

の手法をもちいて、

考察をしようとした。

フェルナン・ブローデルの

三層構造を参考に

いくつかの側面からの考察を試み、

宗教的要因、地理的要因、文化的要因の3方向から、

そして、地理的要因については

ケッペンの気候区分と重ねたところ、

竹の植生の分布と、

竹で作られる笛の分布との一致性、

南米では葦の分布と葦製の笛・・・

 

…と、こういうことを

立て板に水とはこのことか、

という感じで説明しまくる。

びっくり

 

笛だけで、

こんだけしゃべれるか・・・。

 

と、びっくりしました。

 

 

 

「アントレ」の方も凄かった。

 

「stubit(スタビット)」なる

ツールを開発したチームのプレゼンで、

 

 

これは、

「勉強がうまく進まない子と

それでイライラしてしまう親との

親子ゲンカを解消するツール」。

 

これは実際に商品になっているとのことです。

 

また、学内や国内にとどまらず、

ボストンでもプレゼンを行ったとのこと。

 

 

 

 

2人の生徒さんのプレゼンに

大変感心したのですが、

 

なにより印象的だったのが、

プレゼン後の彼らコメント。

 

 

「今のヒトは、

疑問を持つことが苦手だと思う。

疑問をもったとしても、

Googleとか、Chat-GPTとかで

すぐに答えが出てきてしまう。

けど、探求学習を通じて

「ほんとうにそうだろうか」と、

ホントかどうかあやしければ

「じゃあ、自分でやってやろう」と思う」

 

「失敗を恐れない、

失敗から学ぶという姿勢を身につけられた。

自分は将来、起業したいと思っているけど、

仮にそうでなかったとしても、

この姿勢は必ず役にたつと思っている」

 

 

…もうね、

「2人とも採用!!」

って、言いたくなりますよ。

(…どこに採用するんだ??

でも、とにかく採用!!w)

 

 

全国優勝5回の実績を誇る

アメリカンフットボール部を代表に、

運動部・文化部ともに

部活動もさかんな学校です。

 

 

立地や校名から、

立正佼成会との関わりについて

気になる方も多いかもですが、

 

 

宗教教育・宗教行事は行っていない、

関連施設を提供してもらっている

 

という関係性とのことです。

 

 

 

 

猫kama

 

 

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