きょうは、

こちらの学校にお邪魔して参りました。

 

 

 

和光高等学校。

(町田市真光寺町。

最寄駅:京王相模原線若葉台~バス)

 

 

和光学園は

幼稚園、小学校から

中学、高校、

そして大学までを有する

学校法人で、

なんなら今日の説明会時も

和幸鶴川小学校の運動会練習の声が

ずーっと後ろから聞こえてきていました。

 

敷地内には

中学と高校が設置されています。

 

高校は、

1クラス40人×6クラス=240名

で1学年が構成されますが、

そのうち100名程度が

和光中学からの内部進学生です。

 

 

なので、できれば

和光中学についても

ご紹介したいところですが、

今日の説明会は

完全に高校のみの内容だったので、

聞いていないことを

書くわけにもいきません、

本記事は

高校のみについて書きます。

 

 

実は、ボクは

同校を直接訪問するのは

今回が初めてでした。

 

これまで、

在籍生を教室で

お預かりしたこともあるし、

中学受験・高校受験とも、

同校に進学された卒塾生もいるし、

また、進路指導の中で

よく話題にする学校でもあります、

なので、

「満を持して」の訪問

とでもいいましょうかw

 

つまり、

割と有名な学校です。

 

 

説明会の最初のパート、

副校長先生のお話の冒頭。

 

「和光は

『ちょっと変わった学校』と

思われがちだけど、

『The フツーの学校』で、

『特別なことはしていません』」

 

 

同校のことを

少しでもご存じの方なら

「おいおい、いやいや…」って

思うかもしれません。

 

 

ここでいう

「特別なことをしない」

というのは

 

たとえば、

 

「文系・理系でクラスを分けない」

「特進とか総合とか

レベルによるコース編成もしない」

ということで、

 

カンタンに

同校の特徴の一部を書きますと、

 

・週5日制。

・3年間クラス変えがない。

・制服がない。

・校則も、ほとんどない。

 

なので、

副校長先生は

「小学校の教室が、

そのまま成長したらこうなるだろうな、

という姿が和光高校の教室です」

おっしゃいましたが、

 

服装は自由だし、

髪の色が明るい子も多いし、

耳の穴が左右2個以上開いている子もいる。

 

 

同校の教育方針は

 

第一に

「ひとりひとりの個性・能力を伸ばし、

自主的・創造的なチカラをつけること」

 

 

そこにおいて、

制服もなければ

校則もほとんどない。

 

また、授業については

1年生時こそ

必履修科目があるので

ある程度受講内容は定まるものの、

 

2年生以降は、

必修科目がほとんどなくなり、

120もの選択講座から

自分の興味関心に応じて選び、

学習プランを作っていきます。

 

選択授業の比率は非常に高く、

たとえば、

高校3年生時でいえば

一日6時間授業がある中で

3・4時間目のみ必修で、

あとはぜんぶ選択授業。

 

定期テストも

必要最低限しか行いません。

たとえば、1年生時は

必修の5教科だけで、

ほかの科目はレポートとかで

評価していくそうです。

 

 

また、

「生徒自治」も同校の特徴。

あらゆることを

生徒主体で決めていきます。

 

「体育祭」は

いわゆる球技大会ですが、

4日間もかけて、

全クラスリーグ戦から

決勝トーナメントまで行い、

その中で「応援合戦」があったり、

「エンタメ」要素もあったり、

かなり大規模な「お祭り」です。

 

「文化祭」も、

一般公開日こそ2日間だけど、

たとえば「屋台」を企画する場合、

ただテントを借りてくるのではなく、

材木を買ってきて、

自分たちでイチから骨組みをつくって

お店そのものを作るところからやるので、

1週間は文化祭にかかりっきりになるとか。

 

 

「修学旅行」はありません。

それに代わるものとして、

必修選択科目のひとつとしてある

「研究旅行」が相当します。

3泊4日の「研究旅行」は、

自分の興味に応じ、

文字通り、

北は北海道、南は沖縄まで、

全国十数か所へ

生徒たちが分かれて出かけていきます。

 

 

卒業後の進路は、

大学進学が71%、

専門学校進学が11%となっています。

 

授業の特性から

大半の生徒さんが

指定校推薦・総合型選抜など

「年内入試」で進路を決め、

一般受験での進学者は極めて少ない状況です。

 

また、若干名の就職者も出ますが、

アスリート系(サッカーでプロ契約結ぶとか)

芸能事務所に入るような子がいるようです。

 

 

「自由」という言葉で

表現してよいのかもしれません。

ただ、ほかの学校が同じようなこと、

たとえばフィールドワークとか

研究旅行とか、

同校のようなことをやろうとしても

なかなかうまくいかない、

それは

同校には長年の蓄積があるからだ、と、

これは校長先生の言葉。

 

 

とにもかくにも

生徒さんたちが

「自分で答えを見つける」力が養われる

そんな学校ですが、

 

こちらこそ

「百聞は一見に如かず」。

ぜひ学園祭などをご訪問ください。

 

 

猫kama

 

 

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