きょうは、

こちらの学校にお邪魔して参りました。

 

 

 

東洋大学京北中学高等学校。

(文京区白山。最寄駅:三田線白山)

 

名前のとおり、

東洋大学の付属校です。

 

ただ、

創設125年の歴史をもつ同校だけど、

「東洋大学付属」となったのは

2015年度のこと。

それまでは

創設者を同じくする

(東洋大創設者・井上円了師)

別の学校で、

男子校、

校舎も現在地から

少し離れた場所にありました。

 

 

高校募集も行っています。

 

高校は、

東大・一橋大

東京科学大などへの進学を目指す

「難関進学クラス」と、

国公立・難関私大

そして、東洋大への進学を目指す

「進学クラス」とで編成されます。

 

 

2015年に

東洋大学付属校となり、

校名を現在の名前に変更、

現在の場所に新校舎を建て、

共学化しました、

 

今年で10年目となります。

 

 

付属校と言いながら、

東洋大学への推薦枠での内部進学は

例年30%ほどとなっていて、

他大学進学者の割合が

かなり高くなっています。

(東洋大への内部進学権を保持したままの

他大学受験はできません)

 

 

東洋大学というと

「哲学科」が知られていますし、

同校の建学の精神も

「諸学の基礎は哲学にあり」

とあります。

 

そこで、同校は

「哲学教育」

柱のひとつとしているのですが、

 

 

「哲学」といっても

プラトンだの、カントだの、

ハイデガーだの、マルクスだの、

そういう古典を

一生懸命読むということではなくて、

 

ひとつひとつを深く考えよう、

 

そういう意味合いで

用いられています。

 

たとえば

「嘘をつくのはよくない」という命題に

それを鵜呑みにしてしまうのではなくて

「でもそれはホントにそうだろうか」

と考える姿勢。

 

 

 

今現在、学校教育でも

「思考力・判断力・表現力」

を重視しようとしているけど、

 

それを言われる前から重んじているのが

「哲学教育」ということになりますね。

 

 

 

また、

東洋大学というと

「文系大学」としての

印象が強いですが、

 

そんなことはない、

理系だってしっかりできる

 

そんなことから

同校では

むしろ理数教育に力を入れています。

 

大学教員による指導のもと

1年間、チームで研究をおこない

「未来の科学者育成プロジェクト」

をはじめ、

 

観音崎での地層観察、

伊豆大島でのフィールドワークなど

多彩な実習を行う

「KSST(KEIHOKU Super Science Team)

など

 

希望制の理数教育は

大人気だそうです。

 

 

国際教育についても

チカラをいれており、

中学3年修了時での

英検準2級以上取得理率は70%。

 

また、第2外国語として

ドイツ語・フランス語・

スペイン語・中国語・

ハングルを設置し、

選択履修することもできます。

 

 

 

こちらは、

我々の説明会も実施された

視聴覚室。

 

一般教室のようす。

 

 

今週末、文化祭があるとのことで

校舎・教室内には

その準備のようすが

うかがえました。

 

 

 

建って10年たちますが、

とてもキレイな校舎です。

 

 

体育館は

地下2階に位置します。

 

 

中では、

オーストラリアでの国際大会で活躍した

ダンス部のみなさんが練習していました。

 

 

前期・後期の2学期制。

ノーチャイム制を採用。

 

お昼ごはんについて、

中学生は

「ランチ・ボックス」

を注文できます。

・・・要するに

「仕出し弁当」ですね。

 

東洋大学の生協から提供されていて、

中学1年生は全員、

2~3年生は希望者(70%ほどのようです)、

それ以外の生徒さんは、

持参のお弁当や

高校生はカフェテリアで食事されます。

(高校生はランチボックスの注文はできません)

 

 

 

自習スペースが

たくさんあるのも印象的です。

 

中央階段付近。

 

 

職員室前の自習スペース。

 

 

こちらは

150席ある

自習室。

 

 

勉強に集中できそうです。

 

 

 

 

図書館は

2階構造になっていました。

 

 

 

 

窓際の自習デスクは

グラウンドに面しています。

 

 

 

図書館内にも

「哲学」をみつけました。

 

 

 

横に

プラトンの本が置いてありますね。

 

けれど、

前述しましたとおり、

そうした「古典哲学」については

高校では倫理の授業でフツーレベルに扱う、

中学では、ほぼ扱わないそうです。

 

 

最後に

どーでもいいオマケとして

 

 

 

 

…ご存じの方も多いかもしれません、

 

ボク、

哲学科出身でし。

 

 

猫kama

 

 

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