本日は「休校日」でしたが、

 

教室では

小中学生対象の

模擬試験

実施しておりました。

 

 

中学3年生は

同日開催の会場模試

「Vもぎ」に出かけているので

教室に集まったのは

中学1・2年生。

 

みんな、

長時間の5教科実力テストを

ヘトヘトになりながら

受けておりましたよ。

(見えないところで

小学生たちも

テストに向かっております)

 

 

 

さて、きょうは

ボクが

「テスト監督」

しておりました。

 

 

 

いっぱんに

「テスト監督」といいますと

「ラクな仕事」

思われがちかも知れませんね。

あるいは

「ヒマな仕事」とも。

 

 

 

もし、

そんな風に思っている

「テスト監督」さんがいたら

 

それは

非常にもったいないこと

と思いますし、

 

貴重な時間を

ムダに過ごしてしまったね

と、ウチの先生たちには

そのように指導します。

 

 

 

「テスト監督」は

生徒ひとりひとりを知るのに

と~~~っても有効な機会です。

 

 

答案をみるのではなくて、

ひとりひとりの

「時間の使い方」をみます。

 

さらに、

ひとりひとりの

「目線の動き」もみます。

 

 

そうすることで

ひとりひとりの生徒が

どのように思考しているかが

わかっていくのです。

これは、

非常に楽しい♪

 

 

たとえば、

きょう見ていますと、

 

 

ある生徒は

ひとつの問題を解いている途中で

目線をそらしました、

そして、

自分の使う文房具を気にしはじめた。

 

小問題を解き終えたタイミングなら

問題ありませんが、

解答中のこの動きは

自分の「短期集中力」の使い方が

分かっていません。

 

 

 

また、ある生徒は

「たて穴住居」と答えるべきところを

「たて山住居」と回答していた。

これは

「うっかりミス」ではありません。

 

この子は

塾では社会の授業を

受けてはいませんが、

「解説の吸収の仕方」が

わかってきますよね。

 

 

また、

5教科テストとなりますから

終盤になると

1教科目と比べて

「動作」も変わってきます。

 

 

あまり変化のない生徒もいれば

テスト開始10分くらいで

問題用紙上に動く視線が

飛び散り始める子もいる。

 

 

 

授業中は

生徒たちの隣にいますし、

声掛けを頻繁にしているので

逆にわかりづらい

「彼ら自身のチカラ」が

 

こうした模擬試験の場では

はっきりと表れてきます。

 

 

 

もちろん、

生徒たち自身も、

そのご家族も

「得点」と「偏差値」を

気にするわけですし、

 

「模擬試験」という性質上、

それらは当然大切なものではありますが、

 

 

 

「生徒たちの思考」、

これは

テスト監督にしかわかりません。

 

 

なので、

ボクは試験時間中、

生徒たちの間をウロウロし、

ときたま、

前の方から

彼らの視線の動きをみたりして、

 

「なるほど、この子は

こういうふうに進めるんだな、

こういうふうに思考してるのかな」

 

 

そんな風に

ひとりひとりをみておりますと、

「監督」は

なかなかに忙しいお仕事ですし、

 

かなり貴重な情報を

得る機会でもあります。

 

 

むろん、教室責任者としては

「楽しい仕事」でもありました♪

 

 

 

猫kama

 


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