先日は

こちらの学校にお邪魔して参りました。

 

 

 

東京都市大学等々力

中学校・高等学校。

(世田谷区等々力。最寄駅:東急大井町線等々力)

 

なまえ通り、

「東京都市大グループ校」のひとつ。

ほかのグループ校としては

男子校の

「東京都市大学付属中学高校」

が有名です。

 

 

「等々力」は

もともと女子校でしたが、

2015年から

完全に共学化となりました。

 

現校長先生は

この4月から着任されましたが、

前任校が

男子校「東京都市大付中高」。

そちらで35年お勤めだった先生が

今年度より等々力の校長に着任されました。

 

男子校でのご経験が

(元女子校の)共学校に

投入されていきます、

さらに期待が高まりますね。

 

 

サブタイトルの

「ノブレス・オブリージュ」は

ビジネス界でも使われるような言葉ですが、

同校の教育モットーになっています。

 

「高貴な者の責任と義務」

 

それを目指すため、

「高潔」「英知」「共生」という

3つの学習者像を掲げますが、

 

校長先生が就任にあたられて、

現場の先生方に

「等々力の強みはなんですか?」と

アンケートをお取りになったところ、

 

「教員の熱意」、

「ICT教育」、

「先生どうしの仲の良さ」(=チームワーク)

 

の3つが上位だったとのことで、

 

 

これはまさに

「熱意」=「高潔」、

「ICT」=「英知」、

「チームワーク」=「共生」

学校の中に体現されている証かと思います。

 

 

中学入学時には

難関国公立・早慶上理レベルを目指す

「特選コース」と、

東大・一橋など

最難関国公立を目指す

「S特選コース」

2つに分かれます。

 

そののち、

高3までの6年間を

2年ごとの「ステージ」と考え、

その都度クラスの再編成。

 

また、高校入学者も

2クラス分募集しますが、

高入生は高1終了時までは別クラス。

高2進級時に

内部進学生と同じクラス編成にまじります。

(ただし、

高入生は「特選コース」所属となります)

 

 

ちなみに、

中学の学習進度がかなり速く、

高校入学生は

それに追いつく必要があるため、

1年生のときには

イメージとして

教科書2冊分を学習するくらいの

ハイペースで学習が進んでいきます。

 

 

某雑誌で

「この10年で

難関大学進学実績が伸びた学校

東日本第1位」として紹介されましたが、

 

その背景として、

「放課後学習を計画的に行う体制」

「長期休暇中の進学対策」など

面倒見のよさや

生徒本位の学習が挙げられています。

 

その成果として、

卒業生の4分の1程度が

国公立・早慶に進学されています。

 

 

「放課後の学習」ですが、

 

もともと大学の施設だった

向かいの建物を

「TLC(都市大等々力リテラシーセンター)

として、

放課後やテスト前学習に利用しています。

 

 

1階は

生徒の学習活動を一元管理し、

進路指導の拠点ともなる

アナライズセンター。

 

 

2階は、

個別型の自習室。

 

こちらに100席ありますが、

ここは

20時まで使える

中学1年生から高校2年生用。

 

 

高校3年生は

21時まで使えるように

別室が用意されています。

 

 

さらに3階には

放課後講座などを行う300席の

スタディホールになっていて、

定期テスト前などは

ここも自習室として利用でき、

最大700名が

自習利用可能となっています。

 

 

ICT教育でいえば、

PC教室として使われるCLACルームは

大型プロジェクトスクリーンが

合計7面設置され、

別々の画面を投影したり、

生徒の横壁に投影したり、

生徒さんの情報教育に役立てています。

 

 

いわゆる「図書館」ですが、

 

こちらでは

「SIC(Strategy Information Center)と称し、

生徒さんたちのアクティブラーニングなど拠点として考えています。

 

赤本も充実。

 

こちらSICでは

「個別指導」も受けることができ、

部活との両立を考慮した

個別カリキュラムに基づいた

勉強を進めることもできます。

 

我々の説明会が行われた

「つばさホール」。

SICと同じ2号館に位置します。

 

 

一般教室は

廊下との仕切りが

ガラス張りになっていて

外から様子がよくみえます。

 

こちらは選択教室。

 

 

食堂。

中学生は「給食」となります。

 

同校のひとつの「ウリ」が

「TQノート」。

(TQ=TimeQuest)

 

 

生徒さんたちは、

ノートに学習計画を書き込んでいきますが、

最難関大学合格に必要とされる

平日2時間・土日3時間の学習ができたら

巻末の世界地図を1マス塗りつぶす、

そして、

年間で940時間の勉強ができたら

「世界一周の時間の旅をした」として、

校内に名前が掲示され

(壮観でした!)

新しいノートカバーをもらえます。

 

 

廊下の各所に

こうしたフリースペースが

設けられています。

 

クラブ活動も充実し、

校長先生のお言葉をお借りすると

「居心地のよい学校」

とのことです。

 

 

猫kama

 

 

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