注意注意

 

かまたセンセイは、

目玉焼きに、

何をかけて食べますか?」

 

 

と、

S先生が授業後に

(↑本人の名誉のため、伏字とします)

 

 

不機嫌なような、悲しそうな、

困ったような、切羽詰まったような、

そんな顔で聞いてきたのが

ことの発端だった。

 

 

 

「塩」猫

 

と、

ボクは即座に答えたのだが、

 

S先生は

さらに悲しそうな顔になり、

こう続けた。

 

 

 

 

「ケチャップって、

どう思いますか?

 

 

 

 

「え?」

 

 

 

「目玉焼きに

ケチャップって、

どうですか?」

 

 

 

 

 

「え?

目玉焼きに

ケチャップかけるの?!」

びっくり

 

 

 

「はい。」

 

 

 

きけば、

S先生は

目玉焼きにケチャップ

をかけて食べるらしい。

 

 

さらに聞いていくと、

目玉焼きどころか、

ゆで卵もケチャップ

んだって。

 

マックで

チキンナゲットを頼むと、

バーベキューソースか

マスタードソースを選べるけど、

そのどちらでもなく、

ケチャップをつけて食べるそうな。

 

 

 

 

「え?

だって、チキンナゲットって

ソース、もらえるじゃん?」

 

 

 

「いやいや、かまたセンセイ、

言えばケチャップもらえるの、

知らないんですか?グラサン

 

 

 

そんなん、

とっくに知っている。

ボクだって

ポテト用にはケチャップもらう。

そこじゃない。

笑い泣き

 

 

 

そっか、

目玉焼きにケチャップ

か。

 

 

目玉焼きにかけるものといえば、

おそらく、

醤油が定番で、

ごくごくたまに

ソースっていうのを

聞いたことがある気がするけど、

ケチャップは珍しいかも、

でも、ホレ、

多様性の時代だし、

そういうのもアリかもね。

 

と、ボクは

そんな風に思ったんだけど、

 

 

当のS先生は

さっきの授業で

さんざんな目にあったらしい。

 

 

 

スクールIEのPS2の授業は、

2人の生徒が

「解説→演習」を繰り返し、

それを交互に

進めていくスタイルですが、

 

さっきの授業中に、

2人の生徒が

「えっ?ケチャップ?!」

「えっ?ありえない!」

「おかしいでしょ?!」

「変だ、ヘンだ!!」

と、

「目玉焼きにケチャップ否定」を

交互に繰り返し、

それでS先生を

コテンパンにしたらしい。

 

 

それを聞いて、

ボクも、かわいそうになって、

(≒おもしろくなっちゃって)

 

あらゆる生徒に

聞いてみることにした。

 

 

 

 

「目玉焼きに、何をかける?」

 

 

 

まあ事前の予想どおり、

「しょう油」

圧倒的に多かったです。

 

 

ボク自身も、

幼少期のころは

「しょう油」でした。

 

「塩」に変わったのはいつだったかな。

いくつか理由はあると思うけど、

たとえば、

「しょう油」だと

お皿が汚れるじゃないですか。

その点

「塩」だと、お皿が黒くならない。

あと、海外だと

「しょう油」はないですよね、

なので「塩」になったのかも。

 

(ちなみに、あっちで

「目玉焼き」を食べたかったら

「Sunny-side(サニーサイド)

と言いましょう。

「Fried-egg」というと、

両面焼かれちゃいます。

コレ、あっちの学生寮で教わりました。

まちがっても

「Bake-Eye」とか言わないようにw)

 

 

 

意外だったのは、

「塩」派よりも

「塩コショウ」派が多そうだったこと。

 

ボクは

「塩のみ」なんだけど、

「塩コショウ」と答える人が多かった。

 

 

N先生は、

そもそも塩と胡椒がまじった調味料を

愛用されているとのことだったし、

 

H先生は、

「塩は塩でも、

岩塩をガリガリ削って、

そこにコショウを・・・」と、

たかが目玉焼きのために

謎のこだわりをみせた。

 

静岡出身のM先生は

少数派の「ソース」だった。

 

 

 

しかし、

いくらきいても、

「ケチャップ」は

いなかった。

 

 

ボクが、地道に

(おもしろ半分で)

「目玉焼きになにをかける?」

と聞く。

 

みんな

「しょうゆ」

「塩コショウ」

「塩」

と答え、

なかには

「なにもかけません」

と答える人も。

 

 

そこにS先生が

聞かなきゃいいのに、

「ケチャップは?」と聞くと、

 

 

「けちゃっぷぅ?!」

と、ひどい反応が返ってくる。

 

眉をひそめる人、

爆笑する人。

 

 

後輩のK先生なんかは、

「なんでケチャップを

かけようと思ったんですか?」

とか、

哲学的な質問をなげかけ、

どんどんS先生の

ダメージが増えていく。

 

 

 

 

 

ところが、

奇跡が起こった。

 

 

何十人にも聞いてきて、

もうやめてくれ、という

S先生の心の叫びが

聞こえてきそうな状況のもと、

教室にやってきた中学生のOさんに

「目玉焼きに何をかける?」と

聞いてみると、

 

 

 

 

 

 

 

 

「ケチャップ。」

 

 

 

 

 

 

 

おお~~~っ!!!

クラッカークラッカークラッカー

 

 

その瞬間、

教室中が

歓声につつまれました。

(…すいません、ちょっと大げさでした。

ホントは、周囲の数人が「おおっ」と声を上げた)

 

 

 

いた、いました!!

目玉焼きに

ケチャップのヒトが!!

クラッカークラッカークラッカークラッカー

 

 

 

S先生は

歓喜のあまり

涙を流しました。

(…すいません、ウソです)

 

 

100人くらい聞いたら、

1人くらいは

ケチャップ、いるかもよ、

と、

さと…いけね、

S先生をなぐさめたボクのセリフは

正解でした、どや♪

 

 

 

しかし、

S先生の主張

理論上は分からなくもないのです。

 

「目玉焼きにケチャップ」と

S先生がいうと、

爆笑する生徒たちのなかに

「オムライスじゃないんだからw」

という子がいた。

 

 

するとS先生は

鬼の首をとったがごとく、

 

 

「いやいや、むしろ、だから。

オムライスとか、

スクランブルエッグには、

みんなケチャップかけるでしょ?

じゃあ、

なんで目玉焼きだけ

ケチャップがダメなの?

むしろ、ケチャップ、自然でしょう。

 

オムライスにソースかける?

スクランブルエッグに

しょう油かける?

 

少なくとも、

ソースには勝ってると思うなぁ。」

 

 

それをきいて、

「なるほど」と

思ってしまいそうになるけど、

これ、たぶん、

アキレスと亀のごとく、

なにか前提がおかしい

命題なのではないか。

 

 

 

まあ、いいや、

そこまで言うなら

今度、目玉焼きを食べるときには

ケチャップをかけてみよう。

 

 

それをS先生に

「今度、ネタになるから

ケチャップかけてみるよ」

と言ったら、

 

むかっかまたセンセイ、

ネタじゃないんですって、

ホントにおいしいんですって!」

ムカムカムキー

 

って、

めちゃくちゃ怒られましたあせる

 

 

 

猫kama

 

 

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