2月29日は

休校日をいただいておりました。

28日の水曜も

オフをいただいておったので、

2連休となりました。

 

ボクにとって

2日以上続けてのお休みというのは

年に数回しかない機会でして、

 

連休ともなれば、

気合入れて

行きますよね、

 

奥高尾縦走路。

 

陣馬山から高尾山まで

全長20キロほどの道のりを

てくてく歩く。

 

6~7時間はかかるので

シンデレラが0時を過ぎるのと同じく、

15時を過ぎるとカボチャになっちゃうボクは

(…チビすけのお迎えと、夕食の支度などがありまして)

前日が休みの日に

気合を入れて早起きして行くしかないのです。

 

 

というわけで、

今回も

気合の始発バスで

陣馬高原下に向かいました。

 

 

朝6:12高尾駅発の

始発バスに乗ったのは

ボクを含めて3人だけ。

 

しかも、ほかのお二人は

割と前半のバス停で降りてしまわれたので、

行程の3分の2ほどは

たったひとりボクだけが乗ったバスが

陣馬高原を目指します、

・・・なんだか心細くなってきた。

 

 

朝6時50分。

陣馬高原下バス停に到着。

 

ここに降り立ったのは、

ボクひとりだけ。

なぜなら、

バスに乗っていたのが

ボクひとりだけだから。

 

まもなくバスは八王子方面に引き返し、

いよいよ、この場所に

ボクひとりだけ取り残された。

 

さあ、ここから20キロの道のりです。

しっかり準備体操をして歩き始めました。

 

 

今回、

不安だったことがありまして、

 

それは、

バスに何人乗ってるか、

ってことではなく、

 

登山道の状態

 

です。

 

というのも、

例の大雪から始まって、

その後、何回か降った雨。

「下」では雨だったけど、

「上」では雪だったかもしれない。

この数日は晴れていたけど、

果たしてフツーに歩ける状態なのだろうか。

 

 

ここまでは

順調でした。

 

でも、山頂に近くなるにつれ、

場所によっては雪が残っていたりした。

 

 

このあと、

最後の難所の直登ルートを登ると

和田峠からのルートと合流しました。

 

 

すると、

 

 

きました、雪道。

(※東京です)

 

 

「ああ、残ってるな」

と、最初は油断してたんだけど、

 

 

・・・甘かった。

 

だんだんと

道そのものが凍っていることに気づき、

・・・これはこの先、ヤバイかも。。

 

歩くと、

ザクっ、ザクっ、と

音がします。

 

 

 

最後の階段を登り

 

(※東京です)

 

 

8:10。

陣馬山山頂に到着しました。

 

 

 

この時間帯は

富士山もキレイにみえました。

 

 

 

上に少し

雲がかかってますね。

案の定、このさき

どんどん富士山は見えなくなっていきました。

早起きした甲斐がありました。

 

おにぎりを2個たいらげ、

さあ、ここから縦走路へ。

 

 

 

 

ところが・・・

 

 

 

む。。。

 

 

 

完全、雪道です。

(※東京です)

 

 

雪というか、

凍ってます。

 

凍ってます、

というか、

氷です。

 

 

写真だとわかりづらいですが、

道が完全に「氷」なんです、これ。

 

スケートリンク状態で、

ツルッツルです。

 

いうまでもなく、

危険。

 

これには、焦りました。

ボクは「アイゼン」なる「トゲトゲ」とか

装備していない、

っていうか、アイゼンなんて持ってない、

ええ、ボクはドシロートなんです、

装備なんかなにもないし、

ややマトモなのは靴くらいで

リュックは30年前に買ったヤツ、

服はユニクロ、みんなみたいに

montなんとかとかじゃないし、

ストックみたいなポールも持ってないし、

ほかの山は登らない、

ええ、登山家じゃないんです、

純粋に高尾山だけのヒトなんです、

ごめんなさい、すいませんでした。

 

・・・そう思いながら

恐る恐るスケートリンクを歩くんだけど、

 

せめて、なにか「支え」があった方が、

と思って

 

杖のかわりに

木の棒を拾いました。

 

 

 

氷の下から

バキバキっと拾い上げました。

 

枝そのものも凍りついていて、

手袋なしでは冷たくて持てません。

 

この枝を杖にして

この先の道を進みました。

 

 

このさきは、

メチャクチャに凍っている場所は

ほとんどなくて、

まあ、足元に気を付ける程度で

歩くことができました。

 

10:25。

景信山に到着。

 

 

景信山では

お茶屋さんが閉店~解体されていました。

 

 

いつも座って

江の島を眺めていたベンチも

すべて取り壊されてしまいました。

 

 

むー、ざんねん。。。

 

 

富士山も

見えなくなってしまったことだし、

休むことなく

小仏を目指します。

 

 

11:30、

小仏城山に到着。

 

 

 

・・・おや、

新しい看板?

 

 

 

「峠の茶屋 青天狗」。

 

実は、

景信山で営業されていたお茶屋さんが

こちら小仏城山に引っ越してくるですね。

 

 

天狗のキャラクターが

かわいいですね。

 

また楽しみがひとつ増えますよ♪

 

 

さて、

さいご、

高尾山に帰ります。

 

 

ここまで来ますと、

雪は、ほぼ見当たりません。

昼どきになり、

むしろ暑いくらいです。

 

ここまで

5時間ほど付き合ってくれた

「杖」とも、ここでお別れです。

 

 

すっかり氷は溶けました。

 

陣馬山で拾った棒を

高尾山まで運んで捨てた、

 

それだけのことなんだけど、

ここまで5時間ほど

つきあってくれた棒を「捨てる」のは

「お別れ」のキモチがしまして、

寂しくも感じてしまった、

ボクのメンタル、ヤバイですかね^^;

 

でもさ、

なるほど、

これがホントの「相棒」か、

とか、思ったりして。

 

 

12:20、

高尾山到着。

 

 

奇跡的なガラガラ状態です、

このガラガラ、

なんじゃこりゃ。。。

 

エピローグ的に

1号路を歩いてくだります。

 

 

今日の切り株アートは

「ひなまつりバージョン」

 

 

 

 

さいごは

ご褒美のお昼ごはん。

 

いつもだったら

下まで降りて、

お蕎麦をいただくんだけど、

 

今回は、

ヒザが痛くなり始めたこともあって、

その休憩がてら、

はじめて上でいただきました。

 

 

しかも、

ケーブルカー駅にあります、

「高尾山スミカ」。

 

なんとまあ、

こちらで食べるのも

初めてのことなんです。

 

そして、

店長おススメという

「カレー南蛮そば」をいただきました、

「とろろ系」以外をいただくのも、初めて。

 

 

 

カレーはしっかりした濃い味です。

ネギは、くたくたになっておらず、

しっかりシャキシャキが楽しめます。

ほかにも、「しめじ」「えのき」のキノコ類、

「南蛮」だけど、鶏肉は、かなり柔らかく仕上がり、

おそばは普通の幅、

カレーに味はもってかれてるけど、

間違いのないおいしさですね♪

 

総時間6時間40分で

下まで降りてきました。

 

 

けど、脚をやられた。。。

翌日には回復したけど、

こんなレベルでは

「日本一」には戻れないかも。。。

ちょっと悩んでいます。。。

 

 

猫kama

 

 

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