冬期講習さなかではありますが、

今日は1日おやすみをいただき、

年末のあいさつをしに

実家に出かけてきました。

 

 

大学卒業以来

このシゴトをしておりますが、

そうしますと

年末年始は

まさに「本番直前」。

休んでいる場合ではなく、

・・・そうですね、

社会人になってから

年越しや正月三が日を

親と過ごしたことはありません。

 

 

どころか、

年末年始に実家に顔を出すこともほとんどなく、

そういう意味では

今回年末のこの時期に

日帰りとはいえ実家に寄ったのは

これでも

ボクとしてはかなりめずらしい

「親孝行」かもしれない。

 

 

ボクの実家は

長野県佐久市

というところにあります。

 

 

関越道を走り、

佐久平パーキングで高速をおりる。

 

佐久平パーキングは

ハイウェイオアシス・パラダとして、

高速を降りずにスキーが楽しめるスポットでもあります。

 

 

「盆地」のお手本のような地形です。

 

 

実家の窓からは

浅間山がくっきり見えます。

 

家で2~3時間、

両親と、

たまたま同じ時期に帰省していた実姉と

近況報告など他愛のないハナシをし、

2匹のワンちゃんズをからかい、

 

それでは、

よいお年をお迎えください。

いつまでも元気でね。

 

と、実家を後にした。

車車車

 

ことしの帰省終了。

相方も明日も仕事だし、

日帰りだとこんなもんです。

 

 

中央道まわりで

帰ることにした。

 

いつもの関越ルートと比べて、

すごく遠回りのような気がしてたけど、

実は、10~20分程度しか変わらず、

夕方の混雑具合を考えたら

もしかしたら中央道の方が早いかも、

ということに気がついたのもあるけど、

 

できれば、

寄りたい場所

があったので。

 

 

 

 

それが、

清里の「ROCK」

 

 

「ROCK」はレストランです。

清里の「萌木の村」の中に

存在します。

 

というか、

ROCKの創設者が

萌木の村の村長さんだ。

 

 

ROCKは

もともと、国道141号線ぞい、

交差点の脇にあった

喫茶店でした。

 

昔のいでだちは

こんなんだった ↓

 

【1980年台の店舗】

 

 

何十年も前、

ボクは、父に連れられて

ここによく来ました。

 

 

父が

休日の土曜の夜などに

突然言い出す。

 

「カレーを食べにいこう」

 

 

近くのファミレスとかではない。

また、今のように

「本格カレーの店」が

あるような時代でもない。

 

佐久市から

車で1時間かけて

清里のROCKまで

カレーを食べに来ていたのだ。

 

 

どういうわけか

来るのは夕食に限られていたので、

毎回毎回、薄暗い建物、

当時の建物は

2階が入口だったので

急な階段を登って入口のドアをあける、

 

すると、右側にはカウンター

左側の壁には

馬の蹄鉄だとか、馬の鞍だとか、

カウボーイハットとか

いろんなフラッグとか、

「アメリカ」を思わせる

いろいろなモノが飾ってあった。

 

奥は少し広くなっていて、

右側には薪が燃える本物の暖炉。

 

その前のテーブルで

家族4人でビーフカレーを食べた。

 

ボクが小学生の頃の思い出である。

 

 

 

大人びた空間へのあこがれも

あったのかもしれないけど、

ボクはROCKのビーフカレーが

大好きになった。

 

 

 

色は、ほとんど「黒」。

じっくり煮込んだ結果、

ホロホロの繊維状にとけた牛肉。

濃く、濃厚で、ひたすらコクのあるルウ。

そこに、くどくない

申し訳程度のドレッシングをまとったサラダ。

とどめは、

いまだに正体がよくわからない

緑色の漬物っぽいヤツのみじんぎり、

これをまぜて食べるカレーは

本当に絶品である。

仕上げに、

レーズンバターが

さらにコクを上乗せする。

 

 

ボクにとって

ROCKを超えるビーフカレーはないと

公言しています。

 

 

高校生の頃になると

ROCKにも清里にも行かなくなって、

大学生以降は

そもそも長野県を離れたので、

 

以来、ROCKのカレーは

ボクの「記念食品」になった。

 

7年ほど前、

相方とチビすけを初めて連れて

ROCKにやってきた。

 

【2016年当時の店舗】

 

 

ボクにとっては

数十年ぶりのROCKだった。

 

注文するは

もちろん、ビーフカレー。

 

 

やっぱり、

おいしかった。

 

このときは

両親も一緒に食事した。

 

 

ログハウス風の

一軒の喫茶店から始まったお店、

それが村一つまでに成長し、

かつては父に連れられて通った自分が

今度は父となり、家族を連れて

変わらぬカレーをいただく。

 

なんだか感慨深いものがあった。

 

 

衝撃が訪れたのは

その一ヶ月後だった。

 

 

 

なんと、

ROCKが、全焼した。

 

 

 

残念というか、

とても悲しかった。

 

 

 

 

ところが、

ROCKの復活はすさまじかった。

 

村長(ROCK創設者)の

「だいじょうぶ、だいじょうぶ!!

これから、これから!!」という

明るく元気なメッセージ。

 

落ち込む暇を与えることなく、

立て続けに情報発信、

たった1日で

スタッフみんなで片づけをする様子や、

わずかに残ったカレーを

みんなに振舞う笑顔。

 

ものすごいバイタリティだった。

 

 

 

そして、

ROCKは

1年もたたずに

見事に再建を果たしました。

 

 

 

その知らせを聞いて、

とても嬉しかった。

 

以来、ボクは

「お祝い」がてら

またビーフカレーをごちそうになりたいと

機会をうかがっていたのですが、

まあ、なかなか難しいもので。。。

 

 

 

たとえば、数年前に来たときには

とんでもない行列で

帰宅時間を考えると

とてもじゃないけど並べないような状況。

(まして、家族もいるし。。。)

 

 

ホントは、今日も

時間をとって

お店でカレーをいただきたかったけど、

なかなかスケジュールがたたず、

 

でも、

せめてお店には寄りたいな、と。。。

 

 

そんなわけで、

清里の萌木の村に

一瞬だけ寄りました。

(↓最初の写真に戻るw)

 

 

「冬場」「ド平日」「ランチタイムはずし」

という3拍子そろって、

店内はガラガラという

奇跡的状況でした。

 

 

※注こんなにすいていることは基本的に、あり得ません。

土日祝日の昼どきは数十人の行列をご覚悟ください。

 

 

店内には、昔からの象徴である暖炉。

最初の店舗を知る身としては

前のお店ですら近代的でキレイだったんだけど、

さらにキレイになったお店。

 

ぜひここで

ビーフカレーをいただきたかったんだけど、

ざんねん、時間がありませんでした。

 

 

なので、

せめてお家で食べられれば、と

 

レトルトのカレーと

タッチダウンビールを買ってきました。

こちらのビールも絶品です。

 

 

 

ボクの人生は

ROCKに象徴される

 

 

 

・・・とか、

そんなに大げさに

思ってるわけではないです、

残念ながらw

 

 

 

でも、

 

ごくたまにしかいかないから

常連ではないけど、

 

 

喫茶店からスタートし、

清里ブームで盛り上がり、

ブームが去っても生き残り

村まで築き、

しかして全焼、

ダメかと思ったら

見事に復活。

 

 

カッコイイじゃないですか。

憧れるじゃないですか。

 

 

カレーが最高なのは言うまでもないけど、

それだけじゃないお店だと思ってます。

 

 

 

同じくファンの実姉に

「正月に食べに行かないか」と誘われたけど、

それは難しい。。。

またお店でカレーを食べに行くことを

目標のひとつにしたいと思います。

 

 

猫kama

 

 

 

↓ブログランキングに参加しています

にほんブログ村 教育ブログ 塾教育へ
にほんブログ村

塾教育ランキング
塾教育ランキング

 

応援クリックよろしくお願いいたします^^

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【おまけ:実家のわんこズ】

 

ミゲル君 21歳

 

(!!!)

ご長寿で佐久市から表彰されました。

 

 

 

ココアくん 15歳。

(抱っこ:実姉)

 

 

彼らが元気なうちに

できるだけあっておきたいというのも

帰省の目的のひとつでもあります。