今日は、久しぶりに

高尾山に出かけました。

 

 

こちら、前回も紹介した

1号路の「切り株アート」。

 

いったい誰が作っていらっしゃるのか

わかりませんが、

いつ見ても見事な出来栄えです。

今は、カタツムリとかピカチューのほかに

ユリの折り紙が飾られています。

 

実際、今の高尾山周辺は

いたるところにヤマユリが。

 

 

 

 

今日の高尾山頂はすいていました。

 

 

日本各地で

気温35度を超える

メラメラ猛暑日メラメラだったからかもしれません。

 

実際、この時期の登山は

かなり「危険」です。注意注意注意

救急車救急車救急車救急車

 

ボクも、ふだんよりペースをおとし、

お茶を入れた水筒のほか、

500mlのペットボトルを2本所持し、

(そしてそれをすべて消費し・・・)

とにかく、熱中症にならないよう

気を付けて歩きました。

 

 

今日は

高尾山が目的地ではなく、

その先の小仏城山。

 

山頂を通過して、

奥高尾を歩きます。

 

 

奥高尾は、人少なく、

本当に静かでした。

 

 

しかし、キツカッタ。。。ショック

 

 

高い気温で、滝のように流れる汗、

体力が容赦なく奪われていくし、

かつては週イチとか、

2週にいっぺんは高尾を歩いていたのが、

この2~3ヵ月、なかなかに忙しく、

マトモに歩くのはふた月ぶり、

つまり、かなりの運動不足。

 

本来、どうってことないルートのはずなのに、

息が上がるし、心臓はドキドキ、歩みも止まる。

 

 

 

 

そんな状況で、

静かな登山路をテクテクしてると、

 

「なんだか『修行』みたいだな・・・」

 

とか、思ってくる。

 

 

 

 

そして、「修行」ではないけど、

ひとつ、昔のことを思い出した。

 

 

 

25年ほど前、

当時勤めていた会社(塾。IEではありません)で、

管理者養成研修というのがあって、

その参加者に会社から指名されて

しぶしぶ参加した。

 

 

25年前というと、

「ブラック企業」なんていう言葉が

まだ存在しなかった時代である。

 

また、バブル直後で、

「モーレツ社員」のブームも

去っていなかった頃だ。

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

研修は、

富士五湖のひとつ、

西湖のほとりで行われた。

 

ここのキャンプ場に、

たしか、5日間だか6日間だか、

ひとつのテントを張って、

4人の研修生はそこで暮らす。

 

この間、食事として許されているのは

レトルトの「おかゆ」と

1日100グラムのスパゲッティ、

スパゲッティはソースなどは使わず、

味つけは塩だけ。

 

実は、ボクらの前回までは

期間中は完全断食で、

しかし、まさに前回、

それで救急車で運ばれて

入院した研修生がいたので、

なんとか「おかゆ」と「100gパスタ」までは

許されるようになった。

 

 

ちなみに、行われるのは11月なので、

そこそこ標高があり、水辺の西湖は

相当寒い。

 

朝6時になると

研修生は、まず西湖一周のランニング(10キロ)。

(途中で歩いたり止まったりすると

「監督」が見張ってるので、後でペナルティ。)

 

ランニングが終わると、

広場で、腕立て伏せ、

縄跳び、腹筋運動などを、

限界まで、やる。

限界というのは

文字通り、動けなくなるまで、だ。

 

限界までやって、

立てなくなるくらいヘロヘロになった状態で、

湖に向かって

「幹部訓」なる

20個くらいの「格言」めいたものを、

これまた、声が出なくなるまで絶叫する。

 

まあ、初日の時点で声は涸れているので、

2日目からは、声なんか出ないんだけど、

出ないものを、出す、

かれこれ、30分くらい、絶叫し続ける。

 

自然、酸欠状態になり、

アタマがクラクラし、

ぶっ倒れそうになりつつ

(ぶっ倒れた人もいる)

それでもなお、声をだす。

 

 

限界までのトレーニングと

幹部訓の絶叫は

朝・昼・夜と行われ、

 

それ以外の時間は

トレーラーハウスにこもって

ひたすら自己啓発の研修をチームで行う。

 

これが5日だか6日だか、続く。

 

 

要は、

 

体力的に限界まで追い込んだうえで、

それでも冷静な判断ができるチカラとか

折れないメンタルとか、

そういうのを養うということのようだったが、

 

 

 

慢性的な空腹、

体力限界、

酸欠で脳ミソもよく動かない、

そんな中、連呼・絶叫するというこれは、

ある種の「洗脳」ですわな。

 

 

 

 

その効果はバツグンで、

 

 

ボクは、いまだに

その「幹部訓」というのが

アタマとカラダに染みついてしまっています。

 

「良い組織とは・・」とか、

いろんなヤツがあるんだけど、

 

中でも、

ずーっと強烈にボクを支配している訓戒が

 

 

「リーダーとは、

 ハードワークを

 気軽にやってのけることである」

 

っていうヤツ。

 

 

つまり、

体調が悪かろうが、仕事量は尋常でなかろうが、

どんなに状況が厳しかろうが、

「フンフン♪」と鼻歌まじりでこなせ、という。。。

 

 

その後、何回かの転職をしていますが、

どうにもこうにも、

この「ハードワークを気軽にやってのける」

というこれは抜けません。

 

 

つまり、

「やせガマン」するクセが

ついてしまっている、たぶん。。。

 

 

 

 

猛暑の中、

ひぃひぃ、ぜぃぜぃしながら、

涼しい顔(のはず)をして

奥高尾を歩く自分の姿を想像し、

 

「むぅ・・・こんなとこでも

 『キツイ、苦しい』って認めて

 引き返すことができないとは。。。」

 

 

なんて思っていたら。。。

 

 

小仏城山につきましたよ。

 

 

 

ここには、かつて

シンボルの「天狗さん」の像があったんだけど、

(かつてのようす)

木彫りの像は、どんどん朽ちて、

ついには倒れてしまった。

 

 

 

ところが、先月、

少し離れた場所に

「新作」が置かれました。

 

 

立派ですね♪

 

日陰に置かれているのは、

劣化対策でしょうか。

 

 

 

今日は、少し

雑談も交えたレポートになりました、

 

長文、お読みいただき、

ありがとうございました^^

 

 

 

 

猫kama

 

 

↓ブログランキングに参加しています

にほんブログ村 教育ブログ 塾教育へ
にほんブログ村


塾教育ランキング

 

応援クリック、よろしくお願いいたします^^